2007/05/13(日)14:12
ミナミヌマエビの雌雄判別
ミナミヌマエビの雌雄判別。
エビの抱卵の記事のときに質問をいただいたので、自分的にもまとめてみたくなっりました☆
エビの雌雄判別ってけっこう難しいですね(^^;
私も最近ようやくわかるようになってきました~
まぁ、一番の原因はエビがまだ成熟していなくてわかりにくかっただけみたいなんですけどね(爆
最近は立派に育って、けっこうわかるようになりましたw
『第一触角の長さ』、『卵巣の有無』、『腹節下側の膨らみ』の3点で判断するのがわかりやすいですが、他にも
「体色の濃淡」、「精巣と精管の有無」、「泳ぎ方」などでも判断できます。
今回エビを写真に撮ってわかったとこですが・・・
「実際肉眼で見るより写真にとって観察した方が、差がわかりやすい」ということ(´∇`;
やっぱり動いている生体の細かな差異を判別するのは難しいです(^^;
というわけで、まずはこの写真。
第一触覚(鼻先から出ている触角)が長くて立派な印象です。
これはオスです。
微妙に精巣と精管も頭の後ろの方に白く見えます。
で、次はその精巣と精管がよりはっきりしている写真。
白い管状のものがわかるでしょうか?
長期間、交接できなかったオスに見られます。
次はメスエビ。
色が黒っぽく、背中にまっすぐに出た白い線がくっきりはっきりわかります。
腹節下側の膨らみも見て取れ、猫背です。
メスは比較的丸くなっていることが多く、オスは逆にすっと伸びている姿勢のことが多いです。
触角の長さも上のオスの写真と比べて短いのがわかるでしょうか?
体色の差異はけっこうわかりやすいです。
余談ですが、ミナミヌマエビの改良種(亜種?)のレッドチェリーシュリンプ(チェリーレッドシュリンプ?)は赤くて鮮やかな固体を選ぶと、すべてメスエビばかりということが良くあるようです。
次の写真は現在の抱卵中のメスエビ。
また頭の後ろの卵巣に卵らしき影が見えます。
今回産んだ卵の数は少ない感じ。
やっぱりアクシデントによって産んでしまったせいですね(^^;
本当にかわいそうなことをしました。
やっと落ち着いてきたのか、前と同じように人前にも出てくるようになりましたょ♪
現在の水槽は気温(水温)の上昇からか、植物の暴殖が止まりません(^^;
とくにアナカリス。
2本植えたうちの1本はすでに4・5倍の大きさになり、あと少しで水面に到達しそうです(汗
小さめなのを植えたのに・・・
もう1本も根元にあった小さな芽が伸びて7・8cmくらいになってます(´∇`;
メダカの孵化が来週中と見てるので、その前にトリミングして水面に浮かべる工夫をして、稚魚の隠れ家にしようかと思案中。
アヌビアス・ナナもしっかり新芽を出してます。
最近あまり成長してないように感じたのですが、どうも根を生やすほうに力を注いでいたようです。
石に活着させようと巻いて、何度もやり直したのですが、今ようやく活着してきたみたいですw
横から見ると太い根が石に張り付くように(沿うように?)生えているのがわかりますw
ウィローモスもここ数日前よりもモサモサしてきました♪
良い、稚魚・稚エビの隠れ家になってくれるのではないかと期待です(^^)