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テーマ:熱帯魚&水草の話(1174)
カテゴリ:スラウェシシュリンプ
仕事始め、なんだか疲れました~(^^;
まだ全然忙しくなかったんですけどね。 やっぱり休みボケっぽくて、普段ぱっと計算できることに戸惑ったり・・・(汗 どこも5日には休みが明けるから明日からまたちょっと忙しくなるかな? ![]() さて、今日はホワイトグローブ・シュリンプさんの飼育方法を自分なりに調べてみたので、それをまとめてみたいと思います。 ![]() ▼ホワイトグローブ・シュリンプ(1匹) いろいろネットで調べてみたんですが、いろんな情報が錯綜した形跡が・・・(^^; で、自分なりにこんなかな~と分かったことを書こうと思います。 まず始めに、これはあくまでスラウェシシュリンプの中でも一番丈夫といわれるホワイトグローブさんの飼育についてということをご了承くださいね。 あと、この情報で飼育を実践される場合は、自己責任でお願いします。 スラウェシシュリンプは良くpHが高くないと・・・と聞きますが、まずはもともとスラウェシ島の湖の環境を確認してみましょう。 ホワイトグローブ・シュリンプの住んでいるのはスラウェシ島の中のマタノ湖になります。 その湖がどんな環境なのか、このサイトがわかりやすく載っていました。 クリプトコリネ紀行 -エクアトール この中にスラウェシ島の各湖について詳しく書かれています。 その中のマタノ湖の記事があるんですが、トウティ湖の記事も踏まえて読むとわかりやすいです。 で、その内容をまとめると、スラウェシ島の湖はもともと海がせり上がってでき、海水が長い年月をかけて淡水へと変化した湖ということ。 そのため、 pHは9.5、高硬度という環境で、水草などの数がかなり少ない。 しかし、大量のシアノバクテリアが住むため、溶酸素濃度はかなり高い。 エビたちは岩などの隙間に住み、餌は豊富なシアノバクテリアを主に食べている。 で、ネットで調べるとホワイトグローブさんの飼育についての錯綜した情報の中に、pHについでだけでも「6.8くらいの弱酸性でも大丈夫」「やっぱり7.5以上ないと」となどいろいろ・・・(^^; 私の見解としては、pHよりも硬度が重要で、pHは高いほうが安定しやすいが7付近でも飼育は可能・・・って感じですね。 飼育が可能でも最適環境ではないのでやっぱりpHはある程度あったほうがいいかと。 まぁ、実際自然界のpHは雨など降れば変わるので、意外に適正範囲が広いのも事実なんでしょう(^^; 硬度が高いのは海水が淡水に変化するくらい化学変化して、もともと海だから石灰質が多く溶け出しているというのが理由でしょうね。 と言うわけで、前回の失敗したのはソイルだったからですね・・・弱酸性の軟水を作るソイルは合うはずありません(^^; pHが高めに維持できるソイルでも軟水という段階で適しません。 調べてみるとうまく行っている方の水槽は、溶岩石+サンゴ石(水槽内だったり濾過槽だったり)かサンゴ砂を使っていることが多いようです。 そして、水質のほかにかなり重要なのは餌。 これが、ビー飼育者でスラウェシシュリンプを飼って失敗する方の多くの原因なんですょね(^^; なぜかと言うと、餌の食べ方がビーシュリンプやミナミ系の子達とは全然違うから。 天然の環境では豊富なシアノバクテリアを餌にしているスラウェシ産の子たち。 たくさん餌があるので餌を探し歩く習性がありません(^^; つまりビーのように固形の餌をぽんっと入れてエビ団子・・・には絶対ならないんです(汗 常に餌が自分の居る周辺にある環境なんですから、臭いに反応して餌に飛びつくなんて必要ないんですね・・・ つまり餌に困ったことがないセレブエビなわけです(´∇`; 餌の質について、肉食だの草食だのいろいろ情報が錯綜していた時期もあるようですが、種類よりも餌の与え方が重要ですね。 とにかく餌が近くにないと食べないので、大きい水槽より小さい水槽のほうがいいというサイトもありましたし、たくさんの稚エビをうまく育てている方のブログではフロートボックスみたいな狭い環境で餌を大量にあげると、あるだけ餌を食べて成長する・・・と書いてありました。 あと、産地が限られた環境なので、病気に弱く殺菌灯を使っているとうまく行くとの情報もありました。 そして、溶酸素濃度が高い環境なので酸欠にも他のエビより気をつけなければなりません。 飼育者のほとんどはサブフィルターとしてエアーリフト式のスポンジフィルターを使用しているようです。 人見知りしやすいので、スポンジに隠れてスポンジに集まった餌をツマツマするのがいいんでしょうね。 で、自分の水槽を確認。 ![]() テトラの20cm水槽、水量約9リットル。 狭い環境なのは◎ エアーリフト式底面フィルター、エアー量多目(90cm水槽用)なので◎ 底床はサンゴ砂でpH7.8で◎ 硬度は・・・試験紙タイプでGH8くらい(ちょっと低いかな・・・)△ 流木つき水草は・・・実は湖でも倒木の陰に居ることもあるそうで、流木は好きなので◎ 水草自体はあまり必要性はないが水質浄化のためにはあったほうがいいようです。 ・・・あとでマツモを追加しようと思います(^^; 餌は、シュリンプバクターをあげる予定。 余ってもバクテリアの餌になるし、大量のラムズが要るので少し多めにあげても残り餌の心配はなし。 底面フィルターの水流に乗って水槽内に振りまかれるので良いと思います(^^) (シュリンプバクターで成功している方も居ましたし) そういえばプラントグラスで飼ったとき、いつもの粉餌をあげていましたが、いつもツマツマしている深山石の上で、ちょうど落ちてきた餌を抱えて食べてましたね~ 数が増えて残り餌の心配がなくなれば普通のブレンド粉餌でも大丈夫そうです(^^) とにかく種類よりも手元に餌を与えることが重要ですからね(^^; ![]() そうそう、どうせサンゴ石など入れるならと貝殻などいろいろ入れてみました(^^) 以前、L's Mommyさんにいただいたものですw サンゴ石もいろいろいただいたので足して、あとたぶん枝状の海綿?も入っていたので、洗って入れてみました(^^) ちょっと塩分が気になりますが、少量なら問題ないでしょうw ただし、これを入れて水を8リットルほどプレコ水槽のものに変えたら思いっきり水が濁ってしまいました(滝汗 一晩たって少しおさまったんですが、まだそれでも濁ってますね(^^; ブラックウォーター化していたので、水が茶色いのは仕方ないんですけどね~(汗 活性炭でも入れようかな~(^^; 本当はスポンジフィルターも欲しいんですが・・・いかんせん水槽が小さくて。 殺菌灯がいいとも聞くのでプレコ水槽のお手製殺菌筒でも設置してみようか迷ったんですが、サイズ的に絶対無理(^^; ヨウ素ボールだけでも水面に浮かべてみようかな・・・ スポンジフィルターはNanoスポンジフィルターの一番小さいNanoスポンジフィルターLS-15を後で買って設置しようかと思ってます。 LS-20はもっているんですが、それでも設置場所に困るんですょね(^^; さて、ホワイトグローブシュリンプの飼育の要点をまとめてみるとこうです。 1.pHよりも高硬度が必要(高度が高くなればpHも上がります) 2.餌のサイズとあげ方に注意 3.溶酸素濃度に注意 4.病原菌に注意 水質悪化については意外に強いとか水替えすると★になりやすいとか、いろいろ・・・ ホワイトグローブさんは水質変化には強いらしいと聞きますね~ プラントグラスでもほとんどの子が3・4日は無事だったので、水質変化にはけっこう強いのかもしれません。 悪化についてはやっぱり飼育してみないといまいち・・・(^^; 餌のあげ方とかで悪化速度なんて変わりますし、水槽の水量だって影響しますし、ろ過器ももちろんですしね・・・一概には言えないです。 まぁ、あとは実際に飼育してみてってことでしょう(^^) とりあえず調べられるだけは調べたので、お迎えした子が元気に育つようにがんばりたいと思います。 硬度を上げるため(カルシウム質が多いといいようです)使ってなかったビーアクティブでも入れてみようかと思います(^^) ビーアクティブ、ビー飼育だと硬度上昇が怖くて使えなかったんですょね(汗 軟水で、でもミネラルが必要って・・・ビー飼育も矛盾がありますょね(^^; では、この辺でw ![]() 人気blogランキングに参加中です☆ ただいま11位です♪ いつもありがとうございます↓クリックよろしくお願いします! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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