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アリスの時間

アリスの時間

製菓学校の通信教育について

2005年3月に、大阪の大手前製菓学院 通信課程を卒業いたしました。
また、2005年9月 製菓衛生師国家試験に合格致しました。

もし、HPを訪問して下さった方で、製菓学校の通信教育をお考えの方がいらっしゃるのでしたら、通信教育のことについて私の経験したこと、感じたことをここに記しますので、ご参考になれば幸いと思います。



製菓衛生師免許



(製菓学校選びについて)

通信教育では、それを修了もしくは卒業することによって、製菓衛生師の国家試験の受験資格が得られるところと、そうでないところがあります。
もし、技術や理論などのスキルアップだけではなく、受験資格も視野に置かれている方は、注意して下さい。

また、入学月は学校によってまちまちです。4月のみの所、4月と10月の所、受付した月から2年間の所・・・。
そして期間も1年や2年とコースがあるところや1年だけ、2年だけの所など様々です。

入学金や授業料の他に、希望者には受講前に使用する道具の販売や別途必要経費を支払うこともあります。

また、申し込みは、十分に余裕を持って資料を取り寄せ、学校に申し込み手続きをされた方がいいです。定員がいっぱいになって断られたケースを数件見ました。
私の場合は、4月に入学の為に前年の夏の終わりくらいからパンフレットを取り寄せ、申し込みも年末から年明けにかけて早々にしました。




(スクーリングについて)

学校選びには、授業内容や距離的なものも大きなポイントになると思いますが、私にとっては、一番のネックはスクーリングでした。

学校によって随分日程の組み方が違います。年に1回1週間ほどをまとめてするところは、遠方からでもスクーリングに参加しやすいと思いますが、大手前は最初の年は1ヶ月に2回くらいのペースで有りましたし、夏と冬には4~5日間まとめて組まれたりしていました。しかし、1日のスクーリングでも午前中だけだったり、座学のみだったりで合計30日間くらいは出席したと思います。その分、遠方からだと交通費や宿泊費もバカになりません。
1週間まとめてするところで、スクーリングの内容が実習がほとんどなところは、学校を卒業後に別料金(5万円ほどだったと思います)を払って学科の集中講習をするらしいです。集中講習は製菓衛生師の試験対策としてですが。
その点、大手前は学科の時間がもの凄く多くて大丈夫でした。

スクーリングの進め方も、学校によって、またその年の状況によって変わってくるようですので、前もって十分学校に聞いておく方が賢明です。



(提出物について)

学校によって提出物の数、内容がかなり違います。
東京の学校では、お菓子の自宅実習の課題提出が年に1回で、2年間で2回、レポートもだいたいそれくらい(すいません、レポートは不確かです)の所もありますし、大手前は2年間で11種類の和洋菓子の自宅実習の課題提出に加えて、学科レポートも一緒にそれぞれ提出しなければなりませんでした。
私は2年コースでしたが、1年コースの方は毎月提出する形になり、非常に忙しそうでした。スクーリングも夏はほぼ1ヶ月近く、週に4~5日間あった気がします。

大手前の自宅実習の場合、あらかじめ決められたテーマの和洋菓子を作り、写真におさめて提出します。他の学校だと、与えられた本の中から自分で提出するお菓子を決める所もあります。

辻の製パンは、チャレンジレポートを含めると2ヶ月に1度の自宅実習レポートを提出する勘定になりますが、実際は必須は2種類のパンを作るのみで、チャレンジレポートは提出自由です。学科もあります。

提出物については、各学校がパンフに記載してありますので、自分に無理のないかどうかを確かめられるといいと思います。
そうそう!始める時期が選べる学校は、作るお菓子のことを考えてスタートさせた方が、お菓子によっては季節によって作りやすい・作りにくいがありますよ~。




(製菓衛生師国家試験について)

ハッキリ言って、自治体によって随分問題の出題傾向が違います!
前もって試験の準備講習をしている自治体もありますし、過去問が手に入れば試験の傾向が分かって助かります。




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