ストレスを避けるには現在に集中する
ストレスというのは、ストレッサー(刺激)を受けたときに生じる体やこころのゆがみのことである。ストレッサーの刺激が強かったり、長く続いたりすることに心身が耐えられなくなって異常を生じた結果がストレス病です。要因には、人間関係による緊張やや将来に対する不安などの精神的なもの以外にも、睡眠不足や疲労などの身体的要因や騒音や排気などの環境的な要因があります。人間は退屈を嫌う動物で、閑になると頭の中で情報を整理し出し、それがもとで雑念や煩悩が起き、それが処理しきれなくなった状態が精神的ストレスです。雑念が湧くのは生きている証拠でもあるが、うまく制御することが大切です。自分の意識が過去(後悔や怒りなど)や未来(不安など)に向かうことによって雑念は起きるので、禅僧が「作務のときは作務をする、これが自己を忘るるなり」と言うように、目の前のことに一生懸命に集中すれば自ずと雑念はなくなります。坐禅や修行もそのためのもので、例えば坐禅とは「今を生きること」であり、呼吸によって集中することで雑念を忘れさせる作業とも言えます。まず、ゆっくり10数えて息を吐き、次に10数えてゆっくりと息を吸います。単純な繰り返し活動をするのは、坐禅と同じ効果有るといいます。