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カテゴリ:高齢者の生きる意味
「介護されてまで生きる意味があるのか」という厳しい見方もあり、少しネットで検索して編集してみました。
介護される本人にとっても、老いて人の手を借りて生きるのは情けなくて辛いことだろうが、周りの人も大変なことがよくわかります。 人間歳を取るって、寂しくて哀しいですね。 厳しい見方をされている方々も何時かは我が身、その時になってどう考えるだろうか? ◆ある介護に疲れた人は問う 仕事やスポーツをしたりして元気な方は生きて人生を謳歌してもと思うが、寝たきりで、自分でトイレもできない、ご飯も食べられない、そんな人は生き続ける意味があるのでしょうか? 本人たちの気持ちはどうだか知りませんが、はっきりいって、税金は上がるし、私自身母の介護に疲れています。 住んでいるところは田舎なので沢山老人がいますが、介護疲れによって、自殺した人も知っています。 年をとった人を殺せ、と言っている訳ではありません。 自分で自分のことをできる人(体もお金も余裕のある人)はいいけれど、人に迷惑かけてまで、生きる意味が分からないと言っているのです。 このままでは、少なくとも私は疲れてしまいます。 もし私なら、自分で日常生活ができなくなったら、人の世話にまでなって長生きしたいとは思いません。 何のために老人は生き続けるのですか? 何の意味があって生き続けるのでしょうか? 老人ホームに入れられて、楽しいのでしょうか? ◆義祖母・夫・子供と暮らす介護疲れの孫嫁は問う 「なぜ高齢者は大切にしなければいけないのか」「介護の意味」これらのことについて自分に納得する意味が見いだせず何年も悩んでいます。 色々な書籍やブログ、掲示板をみたり、プライベートや仕事で介護に携わっている人に話を聞いたりしましたが、いまだにわかりません。 色々な事情があり、義祖母と同居してしばらくたちます。 義母は数年前に亡くなり、義父は再婚を希望しましたが世間体を気にした義祖母に反対され、家を出て行ってしまいました。 義祖母はもうひとりでは暮らせない状態になっていたため、別居していた私たち孫夫婦が同居しました。 私は同居前には、何年もかかって取得した難関資格を武器に、やりがいのある仕事をしていました。 いずれは独立開業する!という夢をもって、資格取得後も日々勉強をしていましたし、仕事ではとにかく会社・お客様・社会にとって役にたつよう努力してきたと思います。 同居するにあたって、通えなくなり仕事は辞めました。再就職を希望しましたが、義祖母は外に働きにいくことには反対です。 実際、介護しながら好きな仕事をし、勉強、育児をすることは困難な状態です。 介護関係の本を手にすると、介護される側主体の介護の本が多く、介護する側の視点に立った本が少ないです。介護の大変さ、どう向き合うかは論じていても、介護に真摯に向き合うことは要求しています。 介護する側の「夢」や介護する側の将来設計については論じているものは見かけません。 なぜ。高齢者のことは大切にしなければならないのでしょうか? 現役世代の「夢」、生活設計はあまり重視されないのでしょうか? 以下は、いままで書籍等でみたものの例です。 ●「お年寄りは生き仏」→生き仏といったって、実際には仏様のように広い心をもってはいません。 嫌味、悪口、過干渉などありますし。 ●「私たちの大先輩」→なぜ、長く生きたら尊敬しなければならないのでしょうか。 私の周りには、世の中をよくするために自ら行動している人、少ないながらも寄付を欠かさない人、心を成長させるために日々努力している人たちが沢山います。 これは、人間なら死ぬまでやらなければならないことだと思っています。 しかし、年をとったらもう自分中心でいいと思っている人が若い人より多いように感じられます。 尊敬に値することは、長く生きたかどうかより、そういったことをやり続けているかどうかではないでしょうか。 ●「今まで大変な時代をくぐり抜けてきた人たちなのだから」→今の時代は別の意味で大変な時代だと思います。失業率は高く、努力しなければ脱落する競争社会ですし、保育園で見ていてもいじめは残酷になっています。 生きる意味を見いだせない、頑張っても仕方ないかもしれない。 そんな鬱屈感のある今、違った意味で生きづらいんではないでしょうか。 ●「お年寄りは長く生きた分経験も知識もある生き字引」→一昔前ならまだしも、これについては今は当てはまらない時代になってしまったと思います。 情報は今や、インターネットなどで簡単に手に入ります。 お年寄りと話していても、勉強になると思うことはあまりないように感じます。 長々と書きましたが、介護に携わっている皆様に「高齢者はなぜ敬わなければならないのか」、納得できる理由をぜひお聞きしたいです。 介護に携わっている方には心優しい人が多く、「お年寄りに喜んでもらいたいから」「人生の終末期を幸せだったと思ってもらいたいから」という純粋な気持ちで高齢者と接することができているのだと思います。 しかし、心の狭い私のように、そんな風に考えられず、考え込んでしまっている人も多くいるということを知ってもらいたいです。 講演時に「母を6年、その後妻が若年性アルツハイマーで9年計15年介護しているという男性がみえました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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