湖南ゴハン事情。辛い辛いと言いながら、アッチへフラフラ、コッチへフラフラするワタシ。 しかし中国一辛いといわれる湖南料理、一筋縄では行きません。 それもそのはず、発見してしまいました。 ↓コレは湖南の省都長沙市の駅の写真ですが、上に掲げらていれるものが何 か。 ![]() 雨の日の写真なので、色が見えないのですがコレ赤いんです。 赤いトウガラシが、省都の駅に掲げられているのです。(アレは革命の炎を表しているという説もあり。 湖南人の辛さに対する情熱はココまで浸透しているようです。 シカシ辛くない物だってあるはず。 いくらコナンッたって、コナン以外の人だって住んでるんだし。 そう思い、辛くなさそうなものを発掘。 といっても、店のオバチャンに 「あんまり辛くしないでね」とか 「ラージャオいらないから」とか言わなきゃならんのですが。 ![]() これはマアマア。学校行く前の朝ごはんに食べました。 「ワンタン」の中国語発音って難しくって 一生懸命言っても通じないときも何回かあったのですが、 ココ湖南では、一回も「は?」と聞き返された事がない。 湖南ナマリの人たちには、ワタシのヘンテコな「ワンタン」という発音が聞き取れるようだ。しめしめ。 しかし、それもつかの間。ちょっと気を抜いて 「ラージャオ入れる?」という質問に 「じゃあチョットだけ」と答えてしまうと ![]() こうなる。 赤いのは全てラージャオ。 そして湖南、シャンツァイ(コリアンダー、香菜)も、多い。 ガンガン入れられます。 ワタシはスキなので平気ですが、 辛いのがダメでシャンツァイ嫌いだとホント拷問。 泣きながら食べるしかありません。 「辛いのいる?」とか、何も聞かれなかったら こういうのがでてきます。 ↓↓↓↓ ![]() ![]() なぜならコレはもう「辛いもの」なので、 辛味を抑える事が出来ないからなのです。 これはモウ、あきらめるしかない。 でもワタシとしては、 もともと辛くない料理が真っ赤に染められて出てくるのを見るのよりは、 モトモト辛いもんだっていうほうが、まだ気持ち的には納得。 広式菜館ってかいてあるのに、横にちっちゃく「湘菜風味」って書いてあるとかね、許せない!(広州式飯屋って書いてあるのに、横に湖南風味って書いてあるの) ワタシ的には、↑こういうのって「スシにタバスコつけて食う」的な感じがしてイヤ~! (とか言いながら、日本にいれば生ハルマキにワサビつけて食べたりしちゃってるのですが。) そして、コレが極めつけ。 湖南名物。 口味蝦。 ![]() ザリガニをラージャオにぶち込んだ料理です。 辛い!!!!!! ウマイです。 これはスキ。 でも、アマリの辛さに皆唇が荒れます。 見た目ぐろいので、みんなアマリ食べたがりませんが・・・。 |