アル:標準語はなせたんですね前日無事ウルムチに投薬した私たちは、 ガイドのホァホァからいくつかの注意点を受けていた。 ●手を洗った水は、ピッピっと水を払わないこと。限りなく手をもみ、服のすそで拭え。・・・ほんとか?水を払わないのは知っていたけど、服でぬぐうの・・・? ●清真料理の店で「ブタ」は禁句。「足の短い牛と言ってください」と、ホァホァ。・・・いいのか??? この日は朝八時起床、八時半メシ。(豪華バイキング!) 肉マンの中身がブタではなく羊。 ワタシ、大いに満足。 九時出発で天山山脈へ。 行く途中は、実家を彷彿とさせる風景。イナカだー。 コチラは殆どが土の家ですね。 地震は50年に一回だけらしい。フーン。 途中羊の群れに会い、少し戯れる。 カザフの人とかモンゴルのゲルもあり。 気分はNHKの取材班。 バスで天山までいき、プラプラと散策。途中、道士の服を着た算命(うらない)のオッサン(この人、絶対カスミ食って生きてる)とか、 「コレ、漢民族の顔じゃないだろ!」 って人が凄く多かった。 ウルムチに帰ってきた後、ホテルで食事。 シカシいいもんを食わせてもらっている。 いいもんを食べ過ぎて胃が驚かないか心配だ。(貧乏性のため) 念願の羊もうまいけど、なんかオタカイ上品な味なので、気分的に不完全燃焼。もっと、こう、羊くさいってのをたべたいのよね! 昼食後、ホァホァと念願の新疆ウィグル自治区博物館へ!!!!! ここはホントにホントに行きたくって、 旅行社の人に多大な迷惑をかけながらも 無理してスケジュールに入れてもらったとこ!!! 他のオッチャンらは、まっすぐバザーに行ったけど、 私たちだけでも連れて行ってもらえるように、 旅行社の人が手配してくれていたのだ。 そこで 念願の楼蘭の美女と対面。 本館が工事中で、展示品全てを見ることは出来なかったんだけど、 彼女に会えただけで十分だった。 ちいさいころに見た本の中で彼女のことを知ってから、 ワタシのシルクロードのイメージといえば楼蘭の美女!!! 会えてよかった。 ホテルに戻る前に少しバザールによって、 またホテルにてイイモンを食わせてもらう。 それに満足できない私たち、 食後、あたりをうろついて 羊肉串を発見!!!!!! (ホントは、もう火が消してあるところを 「もうやってないの?」と聞いて、ため息つかれながら作ってもらった。) 食う!! 食う!!!!!! こりゃーうめえ!!!! 新疆の羊肉串は、とにかく他のトコとは違う、 とは聞いていたのですが、 ここまでウマイとは・・・・。 このあと蘭州でも食べたけど、 やっぱりウルムチの方がおいしかった。 シカシあのオッチャンたち、まったくもって何いってるのかサッパリ分からない。ホァホァの話で分かりづらいところがあると, ホァホァの綺麗な標準語を 湖南なまりに訳して話してくれる。 あの・・・・ すんません、気持は嬉しいんだけどね・・・ 道端でも、 「ウィグルの人は訛りがきつくって何言ってるかわからないだろう」 といって、彼らの話す言葉を、もう一回繰りかえしてくれるんだけど 正直、ウィグルの人が話す標準語は、 湖南訛りよりカナリきれい。 湖南(彼らの話す言葉はロウティというところの訛り)はねえ・・、 聞き取れて、正直3割くらいです。 この旅で、少数民族の人たちとの会話ではあまり苦労しなかったけれど オッチャンらとの会話は非常に困難でした。 こ、困ったなぁ・・。 |