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「延安の娘」みてきました!
文化大革命という時代 中国革命の聖地とされた延安に置き去りにされた一人の女性が、実の親を探して会いに行くドキュメンタリー。 正直、戦争を経験していない私が、文革に対して“実感”を感じることは難しい。 (第二次世界大戦期の「天皇陛下万歳!」と言っている日本人の顔と、「毛沢東主席万歳!」と言っている中国人の顔がダブってしまって、どうも対比して考えてしまうのだけれど) それでも 「中国というよりは、中国人を、撮りたい」 と言っていた池谷監督の気持が前面に出ていて 中国に対して薄っぺらな歴史認識が無い私でも 大いに感じるところがあった。 語り手的存在で、 主人公の親探しに奔走する黄玉嶺という 元・下放青年(北京から延安へ)の男性が、 一番最後に 「俺は生き抜いてみせる。文革時代に受けた様々な苦しみは恥じることなどではない、それがあって今の自分があるのだから」 と言いながら 「北京には帰らない、それは俺の面子だからだ」と、 泣きながら話すシーンがあって。 書き換えることのできない過去と、 揺ぎ無い自分の意志と、 人々の目とが絡み合って 物凄い葛藤の中それでも 「迷いは無い」 とする彼の言葉に ナミダが出た。 見てきたばっかりで、気持が高ぶって上手くいえないや~! しかし、 こういったドキュメンタリーや映画を見るたびに思うのは、自分の知識の無さ!!! 弟から 「やっぱ中国に行くにしても、歴史を勉強してから行くと感動が違うらしいよ」 って言われたけど 本当にその通りだと思う。 知識が無いことはフコウだし、ソンだ! 勉強勉強! 延安の娘公式サイト→http://www.en-an.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.01.20 01:11:02
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