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2005.11.15
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カテゴリ:本&テレビ&映画
読みました。ひさびさに新選組モノです。

『新撰組捕物帖 -源さんの事件簿』 (秋山香乃/著)河出書房新社

史実の新選組で誰が好き? と聞かれると、返答に詰まるわたしですが(笑)、去年の大河ドラマ「新選組!」のキャラクターで誰が好き? なら、スラスラ出てきます。
まず島田でしょ、源さんでしょ、河合くんでしょ、尾形俊太郎でしょ、あと新見錦と容保タンと秋月様広沢様(2こイチ)、それと竜馬&中岡。ああっと西郷どんと大久保一蔵、岩倉具視も良かった。
特に小林隆さん演ずる源さんは、山本耕史・山口智充トークショーに飛び入り参加なさった際、主役の2人は頬杖ついて見てたわたしが唯一身を乗り出して「キャー!(黄色い声)」と歓声を上げてしまったくらいに(笑)、お気に入りでした。
そんななので、「主役が源さんでしかも尾形もかなり出てくるらしい」と聞けば、そりゃ買っちゃいますYO。
なかなか読むヒマなくて、封印してあったんですが、読み始めたら一気でした!
おもしろかったっ!
秋山さんの本を買うのは4冊目なんですが(『歳三 往きてまた』『獅子の棲む国』『五稜郭を落した男』)、1番面白かったです!
(ていうか、近藤勇や沖田総司や藤堂平助の本も出してはるのにそのへんは華麗にスルーしてるな私…)

帯の言葉を借りますと、
「われが副長助勤・井上源三郎がゆく。
そそっかしくてお人好し、好奇心旺盛でおせっかい焼きの源さんは、つい事件をかぎつけては、こっそり首を突っ込んでしまう。
平隊士・中村久馬、監察・尾形俊太郎もいつしかひきずりこまれて…。
気鋭の作家による市井派新撰組小説誕生!」

そんな感じの(笑)、短編連作です。
捕り物あり怪談ありラブありの盛りだくさんな内容。しかも最終章はちょっと泣かせます。
ていうかもう、源さんがかわいい!!
しょっちゅう鬼副長に叱られてますよ、アハハ!
すっかり大河の源さんで脳内キャスティングしちゃってるんですけどね(笑)。

せっかくなので、帯に登場する隊士2人についてメモ。(参考:『新撰組全隊士録』)

■ 中村久馬
文久3年6~7月入隊。
元治元年の池田屋事件前に離隊(?)
このお話では、若く素直で優秀な隊士として描かれています。離隊にもちゃんと理由を作ってありました。

■ 尾形俊太郎
観察方・副長助勤・文学師範頭
肥後熊本出身。国学者。
文久3年の8.18の政変時にはすでに在籍。隊士の教育にあたった。また、近藤の広島出張に従うなど、信任は厚かった。
慶応4年8月、会津戦争に参戦後、仙台にて他の隊士らとともに降伏。
大河「組!」では、後半になるに従いだんだんキャラが立ってきて、一部の女子視聴者のハートを掴んでいた模様(笑)(私だけか?)。
このお話では、生真面目で堅物で、でもちょっと天然かも(笑)。ビジュアルは大河の飯田基祐さんでv

ついでにこの本、伊庭歳でした。源さん本なのに(笑)。
伊庭歳っ気まったくないわたしでもそう思うんだから、ツボにハマる方たちは大変なことになってるんではなかろうか(笑)。
最近、伊庭八郎よりもその弟さん(伊庭想太郎)に興味がわいてきてます。
お兄ちゃんは、どうも、あまりにマンガっぽすぎて(笑)。←カッコ良すぎる人には惚れないタイプ。


あっそうそう、今更だけど弁明を…。
先日の日記で、秋山さんに文句めいたこと書いちゃいましたが、アレは秋山さんご自身に対する文句じゃなくて、その後進にというか、ズバリ言うと「!!でまた(『往きてまた』みたいな)歳鳥好きが増えそうやな」ってこと(笑)。
おそらく燃え剣から派生したと思われるイヤミインテリ大鳥が跋扈する中(っても私はハマったのが遅いのであんまし辛い目に遭ってないんですけど)、南柯紀行の丁寧な読み込みによって、真面目でかわいくてプライド高くて天然で憎めない大鳥さんを創り上げてくださった秋山さんにはホントは感謝の言葉もないくらいなのですが。
秋山さんはいいとしても、皆が皆必要以上に土方さんと絡ませる必要はないじゃんと思い。複雑だったんです(笑)。



さて、源さんといえば。
源さん役を演じておられた小林隆さんが、サイト開設なさったそうです。
自分用メモ。ペタリ。
小林隆のひとりごと
「新選組!!」にも、回想シーンの新撮があるんですよねv 楽しみです♪

「!!」といえば。
TVステンション立ち読み。山本耕史くんの「!!」インタビュ載ってます。
ほうほう、三谷さんの榎本&大鳥&土方観が端的にあらわれているよ。
山本くん曰く。↓

「三谷さんが言ってたんですけど、『土方はリアリストで、榎本はロマンチストって言ってるけど本当はリアリストで、大鳥はすごくロマンチストなんだけどリアリストに見せてる』って。でも結局最後はみんなすごいロマンチスト。」

うわわ~~めっちゃ楽しみになってきた!!
リアリストぶってるけどロマンチストの大鳥@吹越! た・の・し・み!!
さらに山本くんが言うには、榎本@片岡は品があって寛容で、大鳥@吹越はクセが強くてちょっと笑えるらしい。
そして市村@池松くんは、女の子かと思ったくらいかわいいらしい(笑)!
もう大変、楽しみすぎてハイビジョン入りたい勢い!!(やめなさいよ「!!」以降使わないでしょ!)
しかしここからも解るけど、ホントに榎本&大鳥、準主役級なんですねぇ…。ドキドキするわ~。

【放送日時】2006年(平成18年)
 1月3日(火)総合・デジタル総合 午後9時~10時30分
 1月1日(日)衛星デジタルハイビジョン 午後7時20分~8時50分 


2日間のタイムラグが憎い…。衛星組のネタバレ見ないように、情報遮断しなきゃ。
まあ大丈夫か、元旦はわたし国立競技場(にいる予定)(というか希望)だし。

立ち読みといえば。
フラワーズ立ち読み。時間がなくて風光るだけ。
ついにヤツが出てきましたよヤツが。待ってましたv
今月はひさびさに床伝の父娘が再登場してたんですが、『新選組風雲録』(広瀬仁紀)でのこの2人の顛末を思い出しちゃってちょっとブルーになりました。ショボン。
まんがでは、セイちゃんが身代わり(?)になるっぽいんで、大丈夫かな…。





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最終更新日  2005.11.16 00:31:37
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