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カテゴリ:ミーハーれきしトーク
ホントに4度見てますよ。実はお気に入り? わたし。
4度見てもちっこいオッサンのかわゆさにデレデレなのですが、ちょっと落ち着いて、今回は土方の言動を中心に、冷静に見ました! 無理矢理にでも落ち着かないと、ホントにデレデレして終わっちゃうので。 はぁ、ちっこいオッサンかわいいよちっこいオッサン。メロメロ。 あ、説明するまでもないですが、大鳥のことですよ。可愛かったですよね~v メロメロ。 そうそうメロメロと言えば、この市村鉄之助くんには、わたし、というか我が家の女子ども全員「かっかわゆい~~!!」とメロメロのクラクラだったのですが、今朝、この子が映画「男たちの大和」に出てた、漁師見習いの子(?)(仲代達也の船に乗ってた男の子)と同一人物だったと気付きました。 あれー、うちらどっちも見ててどっち見ても「かっわゆいな~この子v」とキュンキュンして「15歳です」とか「16歳になります」とか言われるたびに「それにしちゃあ幼いな~」と思ってたのに! 気付かなかった! すごいわ、ポニーテールの威力。あの短髪にウインドブレーカーの見習い君が、鉄ちゃんだったなんて。どっちもすっごい可愛かったけど! ………すみません、土方の話でしたね。 ………さて。 こないだもちょろりと言いましたが、実はわたし、この土方には不満です。それもかなり。 それは史実がどーとか関係ナシに。 ちょっとさあ、なんでさあ、こんなにガキなのこの人!! もう、仙台戊辰史じゃなくても言いたくなるわさ、「榎本、膽気愛すべし。土方に至りては斗屑の小人、論ずるに足らず」 って! M子さんも言ってましたが、この土方、流山の翌日、みたいな感じなんですよ。 一昨年の大河本編が終わったところで、成長が止まってるんですよね。 山本くん自身は、この90分間でめまぐるしく変わる土方の心情や決意をうまく演じているのに、そもそもの脚本自体の、スタート地点(5/10夜)がガキっぽすぎて、見ててイライラしちゃった。 永井様や榎本や、大鳥までもが(までもがて)、懐の広い大人だったというのに。 土方が何か言うたびに、ガキっぽさが露呈されてさー。「アンタまだそんなこと言ってんの!?」ってイッラー。 何かっちゃあ過去を持ち出して昔を懐かしんで、今を否定して。トゲトゲしく周囲を攻撃して。 この土方からは、流山で近藤と別れてからの1年、何をしてたのかがサッパリ見えてこない。 「本編の1年後」というからには、本編が終わったあの瞬間から「1年分の経験を積んだ土方」を見たかったのに。 「俺はどうすればいい?」だの「アンタには失望した」だの言われてもさ。「そりゃすまなかったね」って感じですよ。 「これだから理屈ばかりで戦に疎い連中はダメなんだ」だの、「負けてもいないのになぜ降伏する」だの、「俺が全滅などさせない」だの「アンタは西洋の形ばかり真似る」だの、もう、聞いてて眩暈が。 他人のこと見てなさすぎ。時勢読もうとしなさすぎ。 史実を知らないでドラマだけ見てる人だって、そう思いませんでしたか? 史実を知ってるともっと思うよ(笑)。 「偉そうに言ってるけど、二股なんて地形に恵まれてて実戦経験豊富な兵隊つけてもらって敵さんも陸兵のみやったやん! 艦砲射撃喰らいまくってた矢不来・茂辺地をアンタなら守れたんかよ! 無理やろが!」とかね(笑)。 そんで、なんか簡単なキッカケで、あっさり生きる気になられても…。 ラストの山本くんの、清々しい良い芝居が、すごい唐突で違和感あった。山本くんは悪くないのに! 「榎本さん、すまん」とか、すごく良いのに。(ちゃんと、死の間際まで、榎本は同志だったんだね) いいのコレ、土方ファンの人は、これでいいの? わたしはもともと榎本や大鳥のほうを贔屓にしているので、まあいいっちゃいいんですが(笑)、でもこれはあんまりだろー。 土方はもうちょっと大人で格好いい男だったと思うよ! ていうか、そうあって欲しいよ! (だってわたしのお気に入りの大野とかが、あんなに懐いてるんだもん…! ←そこかい) なんか、頑張って演じた山本くんや、見てる土方ファンの人が気の毒になってしまったよ。 なにより、史実の、現実に生きていた土方さんご本人に、失礼。超失礼。 年上で上司の大鳥に「おまえ」呼ばわりとか、総裁の榎本に抜き身チラつかせるなんて、人としてありえない。こんな土方、ぜったいヤダ。 「史実と違~う!」なんて文句言うほど史実の土方さんをわたしは知らないし、そもそも史実なんてどうでもいいんです。 普通にもっとカッコよく描いて欲しかったんですよ。 なんか今思うと、歴史街道で山本くんが2回も「三谷さんが描く歳三」と言ってるのは、彼の考える土方像とイメージが違う、という思いがあったのかも知れない…。と、イヤらしい勘繰りまでしちゃいます。 あと、こんなこと言うと「組!(本編)」ファンに叱られそうですが、いやわたしも「組!」ファンなんですが、回想シーンはいらなかった。 山南さんの話を繰り返すのも、ヤダ。相馬に言った一言だけで良かった。榎本に言う必要は無い。 「本当の新選組は俺達5人だけだ」とかさあ。おいおい安富とか可哀想すぎるぞ(笑)。(←池田屋の少し後で加入) 桑名や唐津からの途中参加組だって、すごく土方のこと慕ってるのに、影でこんなこと言われてるって知ったら…。 よーするに、こんな過去に縛られた(それを口に出す)土方はイヤなんだ。 死に場所を求めて戦う、っていうのは、わたしは「それもアリ」だと思ってる。 そうでなかったとは、言い切れないし。 それならそれで、過去の話をグズグズ繰り返すよりも、死に場所を求めて過去と決別して前向きに戦ってくれたほうが、いっそスッキリする。 ドラマのラストでは前向きだったじゃんて? まあ、そうね、だから、問題はひとえに尺の短さだったのかなとも思うんだけどね。 でもあの短さでも、榎本なんかは凄く良い描かれ方してたじゃない。どうしてあの描き方を、主役の土方にはしてくれなかったのかってことよ。 ラストをヒロイックにするためだけに、前半をあんなアホの子に描かれたのだとしたら、それはやっぱり本物の土方さんが可哀想ですよ。 そして、2年の長きにわたり土方歳三という人に思い入れ持って一生懸命演じた山本くんや、土方さんファンの人が可哀想ですよ。 なんか、他所のブログさんとかで、こういう感想をあまり見かけないのが不思議。(土方ファンではままこっちさんくらい?) 皆さんあんまり土方さんに夢見てないのかなあ。 それとも、ドラマはドラマ、と、きっぱり割り切ってるのかな。 ………読み返したら、大河「組!」の続編、っていうのを綺麗サッパリ無視した文句言ってるなあアタシ(笑)。 しかも自分の理想像を打ち立てて、それと違うからって文句言うのは、ちょっとあまりにも酷いな。 「史実と違う!」とか文句言う人より酷い。 いるよなー、こういう痛いファン。 反省。 まあ、「えー、あろさん意外と土方に思い入れあったのね!」くらいに笑って聞いてやって下さいませ(笑)。 うん、あったみたい。それも「組!」本編では文句なかったあたり、箱館土方にかなり思い入れあったみたい。 ていうか実は、わたしはこのドラマを気に入ってるんですよ、けっこう。 本命・大鳥がたくさん出てて、しかもすっごいキュートだったこと、榎本がビックリするくらい格好よかったことで、7割方満足してるんです。 これまで榎本や大鳥を知らなかった人が、「何か読んでみようかな」と思うキッカケには、なったんじゃないかと思うんで。 でも自分が土方ファンだったら…、…2度と見返してないだろうな。ツラすぎ。 そんな感じです(笑)。 まだまだ続きます。 次はいよいよ本命か、な? あ、7割がた満足ってのは、大鳥の可愛いキャラクターにであって、史実大鳥との落差に触れたら一気に評価大暴落しますんで、ご勘弁を(笑)。 (まあ今回よりはずっとマイルドな感想になるとは思いますが。今回はちょっと、怒りすぎ・笑) 大鳥って実は可愛いだけじゃないですから!すごく格好良い男だから! マジで! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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