BCG覚え書き日記
粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)粟粒結核は、全結核患者のうち1?2%を占めている。平成13年度には全国で35,489人が結核に罹患し、そのうち粟粒結核の新規登録患者数は642人(全結核の1.8%)であった。年齢分布では10歳以下、特に乳幼児に小さなピークがみられるが、1995年以降は高齢者の割合が高く、2001年には粟粒結核患者のうち60歳以上が76%を占めた。結核性髄膜炎などは80%、肺結核も50%は予防できます。BCGの効果は15年程度で切れます、接種していても油断は禁物です。100%ではないうえ、15年で切れてしまっては忘れた頃に結核にかかるのではないか?イギリスBCGはハイリスクの子供に接種されている。なのに日本より患者数は少ない。アメリカ結核患者は日本の1/5。BCGは行わずに、定期的にツベルクリン反応を行い、結核菌感染が疑われたらすぐに結核の治療を行うという方針をとっている。BCGを接種して、免疫がついていればツベルクリン反応は陽性となる。だから日本でBCGをうけた子どもがアメリカでツベルクリン反応を行えば、当然陽性となるのである。ところがアメリカの医師にとって「ツベルクリン反応陽性=結核菌感染」を意味する。いくら“日本でBCGを接種しました”といっても信じてもらえないのである。結局、胸部レントゲンを撮られたうえで治療が開始されてしまう、ということになる。