悪人
上映時間: 139分
解説: 朝日新聞夕刊に連載され、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した
吉田修一の話題作を映画化した犯罪ドラマ。
九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、
偶然に出会う男女が繰り広げる逃避行と愛を息苦しくなるほどリアルに描く。
監督は、『フラガール』の李相日
罪を犯してしまう肉体労働者と彼と行動をともにする女性を、
『ブタがいた教室』や大河ドラマ「天地人」の妻夫木聡と
『女の子ものがたり』の深津絵里が演じる。
原作で巧みにあぶり出される登場人物の心理がどう描かれるのか、
実力派俳優たちの共演に期待が高まる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
原作を読んでから
随分待ってたような気がします
ここ数日、朝晩は涼しくなってきた感じがしますね
夜の映画館も然り
観客が少ないのに
エアコンが効き過ぎて
お腹を壊してしまい
残念ながら
主役の2人の心が通うようになるシーンを
見逃してしまいましたがっくりです
それでも
号泣してしまいました
いつも笑顔の優しい雰囲気の
妻夫木くんの、感情のない顔
一瞬にして鬼のように険しくなる表情は恐ろしいくらい
自分がもし同じ状況に置かれたら
この場はどう切り抜ければ良いのだろう?
怒りで同じことをしてしまうのだろうか?と
考えてしまいました
被害者の女性の父親役を演じた柄本明さんの
台詞が大変重く感じられました
人間的な感情が渦巻いています
満島ひかりさんと、岡田将生くんの
演技も凄い
岡田くんは毎回、
色々な役柄にチャレンジしてますね
今回も腹が立つくらい
上手かったです
映画としては面白いですし
俳優さんたちも良かったです
ただ、事件や犯人を美化するのは
危険な感じがしました