裏庭のおしゃべり

                                      季節の花300

こんにちは。

今日は朝から、ちょっと肌寒い一日です。
こちらも、最高気温が19℃

なので
ちょこちょことやっていた衣替えを一気に終わらせました。
ほとんど着ていない昔のブランド服をどうしよう～
と思っておりますが・・・。。

若いころの服道楽って、今では理解できないけど
そんなものですよね。
 

ニワトコ


本州から九州、朝鮮半島、中国などに分布する
スイカズラ科の落葉低木
山野、山林などで自生しています。

別名　　タヅノキ、ヤマタゾ、ハナノキ、ニワットコ

「和名抄」（９３２）では、接骨木の漢名をあげて
和名を「美夜都古木」としており
これが訛ってニワトコとなったと考えられているようです。

昔はこの木の枝を薄く削って削り花を作り祭儀に供えたらしい。
この祭儀の道具に使われる木をミヤツコノキ
と呼んだようです。
現在も祭儀に使用される地方があるらしいです。

似たものに
エゾニワトコがあり、本州北部から北海道を
生育地としています。





薬　用

生薬名　　接骨木（せっこつぼく）

花は開花前の春に採取して陰干しに。
枝葉は夏に採取し、枝と葉を分けて陰干しに。

■

発汗・解熱
乾燥した花（接骨木花）5gを1日量とし、煎じて服用します。


ヨーロッパでは昔から
セイヨウニワトコの花をハーブティとして利用しています。
フラボノイド類を多量に含むハーブとして有名。
抗アレルギー作用を持ちカタル症状を鎮めることから
ヨーロッパでは
「インフルエンザの特効薬」
と言われているらしい。


むくみ・利尿に
乾燥して細かく刻んだ枝葉（接骨木）を10g、1日量として服用する。


神経痛・リウマチに
乾燥した枝葉、花300gを袋に入れて煮出し
沸騰したら煮出し液と共に浴槽にいれて入浴する。





食　用

冬から早春にかけて新芽やつぼみを採取します。
ただし、多食は避けましょう。

新芽、蕾ともゆでて、しばらくの水にさらした後に調理する。
新芽は和え物、煮浸し、油炒め、佃煮など
つぼみはサラダや和え物に。



　　　　　　　　　　　　　　（参考）山野草カラー百科

ニワトコといえば
セイヨウニワトコ＝エルダーフラワーのイメージがあります。

果実をお酒やジャムにしますが
おいしいのはハーブコーディアル
　
ハーブコーディアルは
ミネラルウォーターや微炭酸水、冬はお湯で割って飲みます。

効能があっておいしいって嬉しいですよね。


こわ～いお話しもありますよ。

昔の伝承話では
ユダはニワトコの木で首を吊ったと言われています。

そのため、この木にまつわる不吉な話は
呪い話や様々な風聞まで数多くあるそうです。

そういえば、あのハリーポッターで
最強の杖の材料として選ばれていましたよね。^^

日本のニワトコは神事に

セイヨウニワトコは魔法使いに？


面白いですね。


では、また。








ハーブコーディアル






ハーブティ