|
カテゴリ:日本のハーブ
![]() ![]() ネズミモチ 季節の花300(上下共) こんにちは 本日も晴れておりますが、大気が白い。 風向きが影響しているのかしら。。 こちらは昨夜から クライマックス戦で盛り上がっております。 ![]() 地元が盛り上がるのは 明るくなっていいな~と思いますが 元々そういう土地柄なのであまり関係ないかも^^; ネズミモチ 関東以西から沖縄、朝鮮半島南部、台湾などの 主に暖地の海岸や山野で自生する モクセイ科の常緑低木 自生種の他、庭園や庭木、街路樹として植栽されています。 ネミズモチの木質はとても緻密なので 器具材に用いられます。 別名 タマツバキ、ネズミイボタ、ネズミノマクラ フユナリ、ネズミノフン 果実がねずみのフン 葉がモチノキに似ているのでこの名になりました。 「和名抄」(932)にも記載されているので 古くからこう呼ばれているようですね。 似たものに 中国産のトウネズミモチがあります。 ![]() 薬 用 11~12月頃に果実を採取し、水洗い後日干しにします。 生薬名 女貞子(女貞) 正しくはトウネズミモチの生薬名ですが 日本のネズミモチもこの名を使用するそうです。 成 分 果実にオレアノール酸、ウルソール酸、 アセチルオレアノール酸、マンニット 他 どちらのネズミモチも共通成分を含みますが トウネズミモチがある場合は そちらを使った方がより良いそうです。 また、葉(抗菌・解熱)や樹皮(解熱)にも薬効があるそうです。 ■ 「中を補い、五臓を案じ、精神を養い、百病を除く。 久しく服用せば、過去やかに肥え、身を軽くして老いず」 (神農本草経) 「陰を強くし、腰、膝を健やかにし、白髪を変じ、目を明にする」 (本草綱目) それぞれ、このように紹介されていて 昔から強壮、強精薬として用いられていたようです。 内臓疾患予防の他にも 白髪を予防したり、筋肉に働いたり、視力を保つなど 「不老長寿の薬」とか「若返りの妙薬」なんて言われることも。 ■ 腎肝を補い、利尿、強壮、強精作用があります。 強壮・強精に 女貞子10~15gを1日量として水500ccで煎じ 3回に分服する。 または女貞子酒を 朝、昼、就寝前に1回20ccずつ服用。 (女貞女酒の作り方) 女貞子200gとグラニュー糖200gを ホワイトリカー1.8Lに漬け半年すると完成 濾して別の瓶に移します。 ![]() 最近、コーヒーのお話しが続いてますが 第二次大戦の前後はコーヒーの代用品になったとか。。? 女貞子を焙煎し裂いて熱湯を注ぎ利用したらしいですが 味は全く違っていたそうです。 (参考)山野草カラー百科 ![]() では、また。 良い午後でありますよ~に ![]() 女貞子他 目に効く生薬のブレンド 飲む目薬 ![]() 女貞子 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本のハーブ] カテゴリの最新記事
|