2017/01/11(水)16:20
芸術新潮1月号「永遠の美少年」
こんにちは
今週は寒いですね。
寒いと動きたくなくなりますが
気合を入れながら奮闘しております^^;
先日、ブログにアップした公開待ちの映画
「ラ・ラ・ランド」が
ゴールデングローブ賞7冠を獲得しました
これで上映館も増えるかもしれませんね。
前評判通りでしたが久々のミュージカル映画なので
公開が楽しみ
他にもそそられる映画がいくつか控えているので
そろそろ映画館通いも再開かなと思っているところです。
少し前の話ですが
「深読みアートヒストリー」という特集にそそられて
お正月に「芸術新潮1月号」を読みました。
こういうテーマは中学生の頃より親しんでますので
(昨今のBLとは違いますよ~)
特に目新しい内容というわけでもなかったのですが
古代ギリシャの「少年愛」について言及した記事や
クピド(キューピッド)と天使の違い
もともとの天使の造形は少年や子供ではなく
筋肉隆々の逞しい青年だった・・ 等々
なるほど~と楽しく拝見しておりました。
また
「デビット・ボウイとアート」という特集もあり
全体的に面白かったと思うのです。
個人的にはもっと専門的に追求してほしい部分もありましたが
そうなると
「オタの世界」になってしまいますから
仕方のないことですよね^^;
とても読みやすい編集になっていました。
興味のある方は書店でチェックしてみるのも良いかと^^
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(なぜか楽天BOOKSには画像がありません)
ここからは少しオタっぽくなりますので
苦手な方はお逃げくださいね。
といっても
ここではサラッと書きます^^
ヨーロッパで14世紀半ば以降
突然の大人気になったのが
「聖セバスティアヌス」なのだそうです。
かつて三島由紀夫も
文学的インスピレーションを受けたらしい。
大ブームになったので
ルネッサンス期から近世に至るまで
最も多く描かれた聖人とのことでした。
私の記憶にあるものでは
これや
19cのモローの描いたものでしょうか。
こういう絵、わりと見ませんか。
聖セバスティアヌスの身悶えと
恍惚とした表情を
当時の画家たちは競うように表現してきたわけで
生と死の境と
短く儚い少年期はリンクするようです。
本には
ペストの流行もまた「死」を表現するアートとして
影響したらしいとありましたが
耽美的表現にナルシティズムも感じます。
で
ルネッサンス期の巨匠ミケランジェロの
奴隷の像も思い出したのです。
虐待を受け傷つき苦悶の表情を浮かべる奴隷。。
共通したテーマ性がこう迫ってくるのですが ^^;
いかがでしょうか。
そういえば
12月に始まったドラマ「花郎」でもこんな場面が。
スイマセン、突然ミーハーで^^;
前にも話しましたが
史実にこじつけた完全フィクションですが
ミノ君(SHINee)が出演中なので(写真上中央と下左)
一応チェックしてまして・・
これで
矢でも刺さっていればとテーマが似通ってきますね。
(回りくどいですがテーマの説明は割愛させていただきます^^;)
次号の特集記事は
「春日大社のすべて」だそうです。
なんだか面白そうですね。
では、また。
オタなお話にお付き合いいただき恐縮です。
空気が乾燥していますから
感染症などに気をつけてお過ごし下さいね。
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