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カテゴリ:アート
週末は気温低めでも良いお天気でした。
トークショーは無料ですが、この日が初日の 「萩尾望都SF原画展」のチケット持参が条件でしたので 先に北九州漫画ミュージアムで展示を観覧しました。 (前売券は売っていないので) この展示は全国を巡回し、やっと福岡での開催です。 開場時間に行くと既に長蛇の列。。 入場制限もありましたが、わりとじっくり観覧できました いくつかの作品は撮影OKで
マージナル とか
こちらは挿絵ですね。
展示作品は1970年~最近までの400点ほどなので グッズ売り場では 両手に抱えきれないほど購入している高齢男性もいましたが (転売じゃないよね? ) 私が買ったのはこれだけ
「銀の三角」 大きさは13cm×90cmのアート手ぬぐいなので 昔、好きだった「銀の三角」を書棚から引っ張り出して 前日に一気読みして行ったのです^^ これですね。 初めて読んだ当時は混乱しましたが もっと、この頭を混乱させて~と楽しめるように 四角 三角 四角 六角
六角 無限角 恒久沙角 ・・・
深い記憶の彼方から来る符号 あなたの無限に私をとらえておくれ
この表紙絵はお気に入りなのだそうです。
今はCGソフトが便利な時代ですが 手描きの繊細さを目の当たりにすると刺激を受けますね。 また 先生のSF作品は全て読んでいると思うけど 初めて目にするものに 昔の早川文庫などの表紙絵や挿絵がありました。 さすがにその時代は知らない。。 でも、魅力的なので中古で探してみようと思います。
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定員500名でしたが520名ほどが当選したようです。 第一部 萩尾望都トークショー 14時~ 第二部 対談 萩尾望都×松本零士 15時~16時 という案内です。
受付を終え、まだ時間があるので軽い昼食に出ました。 お隣りのスタジアムでは 地元のサッカーチーム(ギラヴァンツ北九州)が試合中。 手前の道路を渡ると「西日本総合展示場」です。 ちょうど「西日本釣り博2018」が開催されていまして ものすごい人だかり。 当日券大人1200円ですが、かなり人気のイベントのようでした。 その隣には本格的なスケートリンクが!! ほとんど来ない場所なので こういうのが出来ていたなんて知らなかった^^; ◆ さて、トークショーです。 この日、萩尾先生は淡いグレーのワンピースとスカーフに ピンクのジャケットでふんわりとした印象でした。 MCの女性の質問に答えていただくというトークで 和やかだったと思います。 意外だったのが「スターレッド」誕生のエピソード。 何でもいいから1日で企画を出してくれ、 タイトルだけでも先にほしい と言われ ストーリーは後から考えたそうです。 他の作品についてもおっしゃってましたが そう言う時は 何かが降臨してきたり、色々なものがシンクロしたりして もの事が上手く運んでいったのだそうです。 そして これはSF作品の主人公ではないけれど キャラクターが一番簡単に「やってきた」のは エドガーだったとか。 (ポーの一族) 主人公とぶつぶつと「会話」を続けることで プロットも出来上がっていくらしく そんなお話を楽しそうにされる萩尾先生の最高のオタぶりを 拝見するのも楽しかったです そうそう 昔のカラー原画の色が褪せないことにも触れ 原稿の正しい管理も必要ですが カラーインク(発色は良いが退色しやすい)に 水彩絵の具をブレンドするからではないかとのことでした。 さて 第二部なんですが・・・ これがもうですね 松本先生のMC無視しまくりのやりたい放題暴走トークなの^^; お二人は昔、友人たちとアマゾンへ旅したメンバーらしく そこから始まったお話は 松本先生の小倉での子供時代や下ネタからぼやきまで 時間を超過してのお話となり(でも、しゃべり足りないらしい) 申し訳ないけれど 松本先生に興味のない私には少し苦痛でございました。 (ゴメンナサイ^^;) このトークショーは撮影されましたので 編集後、展示会の会場内で見ることができるそうです。 興味のある方は 今後の「北九州漫画ミュージアム」のサイトを チェックしてみて下さいね。 ◆ 下は今回のチラシの裏表紙と 3月24日から開催される「木原敏江原画展」のはがき 「木原敏江原画展」は常設展フロアでの開催なので 期日が重なる萩尾先生の展示と同日に観るつもりでしたが トークショーに参加したのでかなわず。。 会期までに、また行ってみようと思います。 私にとっての木原先生の魅力は 絵柄は甘いけれど毒はたっぷりなところ。 そして 読者の期待をよく裏切ってくれるところかな。 (「渕となりぬ」のラストとか^^;) 映像化したら面白そうなものがたくさんあるけれど イメージに合う俳優がいない(特に男性)かも。 ◆
ご存じない方にはよくわからないおしゃべりでした。 ただ、多くの60~70代の方々が いまだにマンガに興味を持っていてくださるなんて さすがですわ、ニッポン!!なんて感じてしまいました。 早い時代にサブカルチャーをしっかりと 支えてくれた世代ですよね。 では、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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