今日は久々にすがすがしい陽気です。
晴天の17℃、これくらいだとお散歩をするのも気持ちいいですね。
昨夜、いつものPCが突如逝ってしまいました。
以前から妙な音がしていたので、新品中古のお安いPCは用意してましたが
とうとうお別れすることに

でも、近々のデータは保存できないまま。。
one driveを積極的に使用すべきだったかも。
とりあえず
セキュリティソフトを移動させ、メール設定をし、
各アプリの設定やWindowsの更新をしたり(3度も!)。。
サーバー名や様々なパスワードを探して夜通しごそごそしてました^^;
破損したPCのデータを削除して破棄したいけど
すでにできない。。分解するしかないかも。

さて、今日も前ブログの続きです。
まずは毒草から

ムラサキケマン
ケシ科の2年草(全草有毒)、北海道から沖縄の山地にごく普通に生えてます。
猛毒ではないけれど注意が必要。
名の由来は中国原産のケマン(日本のケマンソウ)に似ているから。
用い方によっては薬になる植物の一つ。
内服はできないけれど
乾燥させて煎じたものは疥癬の患部の洗浄に使用したとか。
◇
これも毒草。
けっこう、びっしりとあちらこちらに生えてました。

トゲミノキツネノボタン
キンポウゲ科の多年草、ヨーロッパ原産の外来種。
繁殖力が強く西日本を中心に全国で雑草化しています。
じめっとした湿地がお好み。
ウマノアシガタと同じラヌンクリンという毒を有し、
茎葉などの汁に触れるとかぶれを起こします。

ウマノアシガタ
また、春の山菜などと混雑して生えているので
花が咲いていない時期は識別しにくいため
間違って採取しないようにご注意を。
食べると危険です。
◇
花も実もないので自信がありませんが。。

ク コ
ナス科の落葉低木、両性花。
中国原産、日本、朝鮮半島、台湾、北アメリカなど広く分布。
果実は漢方でも食品でも利用されますよね。
滋養強壮、血圧降下用、肝機能改善作用(脂肪肝)などが期待されています。
果実の薬用酒は主に風邪予防などの滋養強壮に。
根皮は強壮、葉は高血圧症予防に用いられるそうです。
枸杞子(果実)は杞菊地黄丸の1処方、
地骨皮(根皮)は滋陰至宝湯、清心蓮子飲の2処方に配合されています。
薬膳スープや薬膳粥などに使うことが多いのですが
甘いのでちょっと苦手です。^^;
◇
昔は弓の材料に。

マユミ
ニシギギ科の落葉小高木、不完全雌雄異株。
九州から北海道、中国、朝鮮半島、樺太などに分布。
甚だ、変化に富む植物らしい。
名は木質が緻密でゆがみが少なく耐久性に優れるため
弓の材料として利用されたから。
樹皮を日本では合歓皮(ごうかんひ)の代用にして
駆虫、鎮痛、鎮咳に用いられたことも。
◇
山歩きで癒されたのがクサイチゴ
グランドカバーのようにいたるところに白い花が咲いていました。

クサイチゴ
バラ科の落葉低木、本州から九州、中国、朝鮮半島に分布
大きくなっても60cmくらいですが、草本ではなく木本。
クサイチゴの実は大きめで
味にはずれがなく甘くて美味しいそうです。
もし、見つけても持ち帰るのは果実だけですよ~。
株は居心地の良い環境に残したまま、来年また会いに行きましょう。
山中なので蛇イチゴもありましたが
果実はとてもまずいのだとか。
(見たことはあっても食したことはないのです)
写真は撮れなかったけど
蛇イチゴを見ていると
本物の蛇が絡みつくのを皆で見つけてうけました^^
◇
山地の木陰を明るく彩っていたのは
シャガでした。

春にはよく見る植物ですが
山野の暗い奥まった木陰で咲いていると
コントラストが映えますね。
-つづく
(参考)八幡薬剤師会 薬用・有用植物リスト