
オールドローズ
ケンティフォリア種
はい、今日もローズがらみのお話です。
ローズアブソリュート
英 名 Rose Absolute
学 名 Rosa centifolia / Rosa damascena
科 名 バラ科
種 類 低木
採油部位 花
採油方法 有機溶剤法
主な産地 ブルガリア、モロッコ、トルコ、フランス
主 成 分 モノテルペンアルコール類のフェニルエチルアルコール
シトロネロール、ゲラニオール、リナロール
ネロール
微量成分としてダマセノン、ダマスコン
ローズオキサイト、オイゲノール、酢酸ゲラニル など
ケンティフォリア種は
100枚の、という名のとおり、100枚前後の花弁を持ちます。
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」の名画に
画かれた薔薇としても有名。
ローズオットーの精油よりも
華やかで、より薔薇らしい香りだといわれてます。
ケンティフォリア種やダマスク種から
有機溶剤を使って抽出されたものがローズ・アブソリュート
(オットーは水蒸気蒸留法)
※ 有機溶剤法
花や樹脂の芳香成分を
揮発性有機溶剤の石油エーテルやヘキサンなどを用いて
浸した後、溶剤を蒸発させるとコンクリートが残ります。
それを、アルコールに混ぜて芳香成分だけを取り出し
最後にアルコールを取り除いて精製したもの。
主に
ジャスミン、ローズ、チュベローズ、フランキンセンスなどに
使用される方法。
花から抽出されるものはアブソリュート
樹脂から抽出されるものはレジノイド
香りのノートはミドル~ベース
主な作用は、
オットーと同じように婦人科系の不調や
老化肌に効果的ですが
主に精神的な不調に使用されることが多いです。
様々な種類の恐怖
変化、諦め、悲嘆、ウツ、ショック
情緒不安、無気力
癒しと同時に、精神の安定と快活さを呼び覚ます精油。
香りにも力強さがあります。
若干、溶剤が残留するとも言われていますので
スキンケアにはオットーの方が使いやすいですね。
ですが、
フェニルエチルアルコールを7割近く含有していて
これは肌活性を促しますので
石鹸作りやアロマバスなどに使用すると
いいかな、と。
ただし、この精油も妊娠初期の使用はしないで下さいね。
ローズ・オットーほどではありませんが
やはり高価な精油です。
(ローズオットーとの違い)
主な芳香成分は同じだけど、成分比率が大幅に違うので
香りも印象も違います。
抽出方法が違います。
主にケンティフォリア種から採油。
お値段が、こちらの方がリーズナブル。^^
香りが濃厚なので
石鹸やオリジナル香水などを作るときには便利です
完全無添加だから安心!エッセンシャルオイルそのままの香りのアロマスプレーです(エタノール不使用)[アロマシャワー]ローズアブソリュート 50ml(ガラスボトル入り)
(参)アロマテラピーの教科書