<症状に応じたアロマセラピーの活用> |
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尼崎列車事故と不安や恐怖へのアロマテックアプローチ |
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尼崎列車事故はこのイギリスでもトップニュースで報じられていました。去年スペインで起きた列車爆破事故がまだ記憶に鮮明でしたので、もしかしてテロかと思ったのですが、最近の報道ではスピードの出しすぎによる過失の割合が高くなっているようです。被害にあわれたご家族やご親類の方の心痛は計り知れないものだと思います。ご冥福をお祈り致します。
事故というのは加害者・被害者はもちろんのこと、その家族、親類、そして友人などのその後の人生に影響を及ぼすことがあります。それらは決して消えるものではなく、心のどこかに残っていたりするものです。それらをコントロールできないで苦しんでいる人がいたら、側にいる誰かが背中をさすってあげる必要があるでしょう。
私はそういう時にComplementary
Therapy(マッサージ、鍼灸、指圧、霊気、アロマセラピー等)は役立つと思うようになってきました。人の手の暖かさを感じると心が安らぎますし、実際その効果は沢山の人達をケアーしてきて感じています。
今はセラピーをする側ですが、たまに友人のセラピストにマッサージを受けるとやはり肉体的にだけでなく精神的にもほっとします。
ショックを緩和させるアロマセラピーもあります。もし友人や親類で悲しい出来事にあった人がいたら、心身のリラックスのためにもアロマを焚いてあげたり、軽くマッサージしてあげると良いと思います。
お花などと共にアロマの芳香浴ができるセットをあげたりするのも良いかもしれません。もちろんその時の状況に応じて、その人が必要な手助けをすることが一番ですが、事が過ぎて緊張が解けてから、どういう風に接したらいいか迷う時があればアロマなどは良い気分転換になるかもしれません。
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ショックに関するブレンド例を紹介しておきます。私は不安症状が強い方へはラベンダーベースでブレンドをしています。パニックアタックやPTSDに関するアロマのリサーチは探しきれませんでした。誰かご存知の方がいたら教えてください。
不安や心臓の鼓動の高鳴りを感じる時には ・ラベンダー4滴、ラベンサラ5滴、ベルガモット3滴、(マッサージの時、アーモンドスイート20ml) ・ラベンダー3滴、クラリセージ3滴、サンダルウッド3滴、(マッサージの時、アーモンドスイート15ml) 情緒不安定で気持ちを沈めたい時には ・ローマンカモマイル3滴、ラベンダー5滴、スイートマジョラム2滴 ・ローズ2滴、ネロリ3滴、ラベンダー4滴、(ホホバオイル15ml)
これらの他にジャスミン、ジュニパー、バジル、イランイラン、ベルガモット、マージョラム、フランキンセンスも良いとされています。医学的な効用をうたったものではありませんので、ご了承下さい。
References: Lavabre,
M. (1997) Aromatherapy Workbook, Healing Arts Press, Vermont
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消化不良・二日酔いへのアロマセラピー |
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友人の一人が英国でレジデントの許可が下りたお祝いと、同じ共通の友人達がオンラインサイトやSEOに関して最初から教えて欲しいということで、4人で我が家に呼んで食事をすることになりました。
ところがレジデントの許可が降りた友人は急に用事ができたので来れなくなったというので、結局3名で食事しました。(お・と・こに違いない・・)
「あとで教えてもらうからどうぞ、どうぞ座って待っていてくださいぃぃ」と敬われたので、私のほうはお花を用意し、サラダの用意とセッティングするだけで、後はテレビでも見ながら大名気分で待っていました。作ってもらえるのは有難い事です。
メニューは、サーモンチラシ寿司、鶏のから揚げ、モツァレラチーズとトマトのサラダ、アボガドとパルマハムの包んだもの、ホウレン草の御浸し、そしてマロンの手作りロールケーキ(一番右下)と、もり沢山。
飲み物にはフランスに遊びに行っていた友人のおみあげのワインも開け、とても美味しく頂きました。
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今日みたいに友人達といるとついつい食べしまうことも多いのですが、お腹を整えたり、飲みすぎに対するアロマの処方はあるの?と聞かれました。
もちろん「アロマよりも”キャべジン”飲んだほうが効くよ」と答えましたが、それではあまりに”おっさん臭く”つれないので、3つ・4つほどアロマセラピー例を紹介しました。
これを読んでいる方もいつかつい食べすぎてしまいお腹が苦しい時、飲みすぎで頭が痛い時に以下のアロマセラピーを参考にされてみてください。
<消化不良・二日酔いへのアロマセラピー>
<手軽にお茶から> ミントのハーバルティーは消化を促進し、胃のもたれ胃の不調を改善してくれる働きがあります。ミントだけでは苦手な場合はレモングラスと混ぜて飲むと美味しくなります。
<アロママッサージ>
バジルは消化器系の不調を改善させてくれるのに良いとされる精油で、これを2滴、胃液の分泌を促進するラベンダー3滴、腸の緊張を和らげるブラックペッパー1滴をアーモンドオイル15mlに混ぜて、お腹の周りを時計回りでさすると良いでしょう。
<香りから> スッとさせ、アルコール中毒からくる症状の緩和に良いとされるライム2滴と、先ほどのラベンダー2滴の香りが、気分をすっきりとさせ、胃のむかつきを和らげてくれることでしょう。
<入浴の際にもひと工夫> 入浴することで体に蓄積されたアルコールを発散されるのも良いでしょう。ローズマリーやライム(レモン)、解毒作用のある。ジュニーパーを3滴ずつ、牛乳などに混ぜて入ると良いでしょう。
注意として、お酒を飲んだ後の入浴は避けて下さい。
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