Enjoy Aromalife From England

アロマプロダクトをご購入前にアロマセラピーに関して問い合わせをお受けしているのですが、その中で出産後・お産後（一ヶ月以上経過した後）のアロマセラピーに関して問い合わせがありました。いつかこのテーマで書こうと思っていましたので、良い機会ですので少し書いてみました。

お産後一ヶ月以内と、それ以降から一年以内とではアロマセラピーで使うオイルも違ってきます。お母さんの体の回復に合わしてオイルを選ぶからです。今回はお産一ヶ月以降から一年以内に関しての一般的なアロマセラピーに関して、参考となるオイルをご紹介したいと思います。

赤ちゃんが生まれて一年ぐらいは、授乳・オシメ交換・寝かしつけ・夜鳴き・沐浴などいろんな事がお母さんの肩にのしかかってきます。その中で息抜きの緩急をつけるタイミングが掴めないお母さんは、ストレスを感じイライラしたり、不満、疲れとして体にでてきたりします。

髪の毛も抜け落ち、歯も弱くなり、又授乳や抱っこによる肩の凝りや腕の張りなども、子供が大きくなるにつれて知らず知らずのうちになっている可能性もあります。(たくましくなっていくお母さんが多いですが）

そういう疲れている時、ホッと一息つきたい時に、自分へのご褒美も兼ねてアロマセラピーをされてみると良い気分転換にもなりますし、うつっぽくなる前にストレス発散になると思われます。ホルモンのバランスが整い、お産以前の体に戻るまでにはやはり一年ぐらいは掛かると言われています。

それらを踏まえて、ホルモンのバランスを調節、肩や腕の張りの緩和、ストレスに対するリラクゼーションに主眼を置いた精油を購入されると良いと思います。簡単にアロマセラピーを楽しみたい方用、ちょっと調合などもしながら楽しんで見たい方用、二つに分けてご紹介したいと思います。

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【簡単に楽しみたい方】
～アロマセラピーに興味あるけど何から揃えてたらいいかと考えている方に～

初めてアロマセラピーをされる方用に、あらかじめ用途に応じた調合された(ブレンド済み）オイルがあります。主要なメーカーならどこも出していると思います。私どももブレンド製品はマッサージ用、精油用、シャンプー、リンスまであわせると約50種類以上あります（オンラインショップでは精油用しか扱っておりません）。それらを使うとブレンドする手間も省け、簡単にアロマセラピーを楽しむことができます。

（夜鳴きなどによる睡眠不足）

お産一年以内は授乳や夜鳴きで睡眠不足になりがちです。安眠とリラクゼーションを兼ねてローマンカモマイルを主体としたブレンドの「グッドナイト」をお薦めします。このブレンドにはラベンダー、マジョラム、ゼラニウム、べチパー、スパイクナード、イランイラン、オレンジ、ベルガモットなど安眠とリラクゼーションに良いとされる精油が調合されて入っています。枕元に垂らしたり、アロマバーナーで焚いたりして香りを楽しむと良いと思います。

（肩や筋肉の張りに悩む）

肩や筋肉の張りに悩む方は、「モビリティー」をお薦めします。ペパーミントの香りが漂い、血行を良くし、関節痛などにも良いとされるブレンドが主流です。内容はバジル、カンファー、シダーウッド、マジョラム、ローズマリー、フェネル、ジンジャーなどが入っています。キャリアオイル15mlに3滴ほど垂らし、腕や肩に軽くマッサージすると香りも同時に楽しめます。

（ストレスを感じてイライラする）

ストレスをひどく感じる時には「デストレス」をお薦めします。ベルガモット、イランイラン、レモン、オレンジ、フランキンセンス、ラベンダー、シダーウッド、クローブ、カモマイル、ローズフラワーオイル、サンダウウッドが入り、不安やイライラを解消してくれるのに良いとされる精油がぎっしり詰まっています。枕元だけでなく、アロマバーナーで香りを楽しんだり、いろんな楽しみ方があります。詳しくはHP左の「アロマセラピーを楽しむ方法」をご参照ください。

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【アロマセラピーを自分で調合しながら楽しみたい方】
～子育てしながらアロマセラピーを勉強していきたい～

出産後一ヶ月以上経った方へは約10種類ほどのオイルなどをお薦めします。
これらの中から自分の好きなのを選ばれると良いと思います。ネロリ・フランキンセンス・グレープフルーツ・ベルガモット・クラリセージ・ローズ・ゼラニウム・ジャスミン・ローマンカモマイル・ラベンダー

ラベンダー・ローズ・カモマイル、ジャスミンはイライラしている気持ちをリラックスさせてくれます。クラリセージは疲労蓄積解消に、ゼラニウムはホルモンバランスを回復してくれるのに役立ちます。不安・焦りなどにはベルガモット、グレープフルーツ、ローズ、フランキンセンスなども良いです。ブレンド例を書きましたので参考にされてみてください。

（アロママッサージのブレンド例）

子育ての疲労回復・リラクゼーションには、キャリアオイル（アーモンドスイート）15mlにネロリ（またはオレンジ）3滴、フランキンセンス2滴、グレープフルーツ2滴。
またはベルガモット2滴、クラリセージ2滴、ローズ2滴。他にもゼラニウム2滴、フランキンセンス2滴、ジャスミン2滴というブレンドも良いと思います。

イライラなどによるストレスにはカモマイル2滴　(ラベンダーでも可）、ゼラニウム2滴、フランキンセンス2滴がいいと思います。これらのブレンドをマッサージ、アロマバーナーで香りを楽しむ、入浴の際にいれるなど色々できると思います。スターターキットには上記のオイルも少し含まれており、30通りの楽しみ方ができるようになっています。

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アロマセラピーだけでなく、ハーブから気持ちを落ち着けていくのも良いと思います。ハーブティーとしてはカモミール、バーベナ、レモンバーム、オレンジフラワー、ローズなどお薦めします。食事に関してもイライラしている時は、神経系に良いとされるビタミンBを多く摂取すると良いでしょう。例えばバナナやナッツ類、青物、全粒パン、オート麦などです。カフェインの摂取を減らし、ミネラルウォータ、ハーバルティーを変わりに摂るのも良いかもしれません。

お母さん自身が自分でマッサージしていると、ついつい赤ちゃんへもマッサージしてしまいたくなるかもしれませんが、赤ちゃんへのアロマセラピーマッサージは私が所属する国際ベビーマッサージ協会では推奨していません。

赤ちゃんへマッサージは100%天然植物オイル、サンフラワーオイルだけを使い, 1日1回,10～15分程度,赤ちゃんの全身をやさしくマッサージするといいと思います。良い音楽でも掛けてされるとなお効果的です。精油を赤ちゃんに塗ったりはしないほうがいいとされています。母さんの香りを赤ちゃんに嗅がせてあげてください。

アロマセラピーで少しはリラックスした時間ができると良いですね。

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他の質問も載せておきます。ご参考に。

（Q,赤ちゃんの断乳・卒乳はいつぐらい？）

赤ちゃんが約一歳ぐらいになる当たりから、断乳・卒乳を考える必要があるとされています。断乳は　お母さんや親御さんの都合で授乳をやめること、卒乳は　お子さんが自分で母乳を必要としなくなって　自然に飲まなくなることと言われています。何故断乳をしないいけないかは、赤ちゃんが哺乳の感触や楽しみに浸ってしまい、食べ物を食べようとしなくなる弊害も出てくるからです。

赤ちゃんの離乳が完了した頃、10か月～1歳半位の間に、断乳するのが理想的とされています。職場復帰のために8ヶ月ぐらいでなくなく、氷などで冷やして断乳しているお母さんもイギリスでは多いです。母乳には乳糖(糖分）が含まれているので、飲ませたまま寝かせておくと乳歯が虫歯になるので、気をつけて寝かしつけて下さいね。

（Q.精油を入れたお風呂に赤ちゃんを入れても大丈夫？）

今発売されているシャンプーやリンス・石鹸にはアロマ（精油成分）が入っているものも多く、知らず知らずのうちに使っていることは多いです。お風呂に2・3滴垂らしてもお風呂の水に対し0.001％以下の濃度となり、かなり希釈されますので問題はないと思われます。ですが表面に精油が浮かないように、牛乳かはちみつで必ず薄めてお使いください。直接肌にふれるとかぶれる恐れがあります。