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Enjoy Aromalife From England

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カテゴリ:日常

朝6時集合だったので、5時に起きて用意をして15分前には準備万端でホテルの玄関で待っていた。
6時を過ぎて、5分経過・・「(まだ5分ぐらい遅れるのは当たり前か・・)」
15分経過・・・「(あれ?もしかして忘れ去られてる?)」
25分経過・・・「(あの・・・もしかして詐欺?騙された?)」

30分経ってもお迎えらしき車が一向に来ないので、運転手件の携帯番号にホテルのコンシェルジュに言ってかけてもらうと、もう5分で来れると言われる。

こんなに遅くなるんだったらホテルの朝ごはん食べる時間あったのにな~(食べることが重要)と思いながら待つこと20分。ようやくトヨタのランドクルーザーがホテル前にやってきた。

「こんにちは」とおかしなアクセントの日本語で声をかけて来た男性は、大柄で褐色、歳は40~50歳近いアラブ人だった。運転手席から降りてきたのを見ると今回のツアーの運転手みたい。日本語が喋れるのかな?と聞いてみたが、知っているのはこの一言のみらしい。

そうすると、車の中からもう一人赤いシャツを着た、歳は20歳前後の男の子が「日本人の方ですか?」と声をかけてきてくれた。「そうですよ」っと声をかけ返すと、「私、日本語の勉強しているので、日本語話せます。よろしく」と流暢な日本語で話しかけてきてくれた。彼はハイサムと言う名前でチュニジア人だけど、アメリカで育って今は大学生。

今回はお母さんと南チュニジアを旅するためにこのツアーに申し込んだと日本語で説明してくれた。お母さんは助手席に座って会釈をしてくれた。彼はフランス語、アラビア語、英語、日本語を話せれるらしく、この旅の間も非常に助けてくれた。

ハイサムとお母さん以外の他に、ポーランドから来た二人、歳は同じく20歳前後の女の子も乗っていた。彼女らもフランス語・イタリア語・英語を操るので会話には困らなかった。一人はお父さんがチュニジア人らしく、このツアーも3度目で、今回は友達がポーランドから来たので参加したのだと話してくれた。

日本に「あいのり」っていう番組(過去に一度しか見たことがないんだけど)みたいな感じ?で、車は出発した。音楽はスピッツでなく、もちろんアラビック(アラブの音楽)なのが現実。でも車にクーラーが付いていたのが何よりも安堵したことだった。

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08車で2時間ほどして最初の目的地、エル・ジェム(EL・JEM)に着いた。ここには世界遺産に登録されたコロッセウム(円形闘技場)があることで有名だそう。本家であるローマにあるものよりも保存状態が良いとされて、世界でも三本の指に入る大きさらしい。

車を降りて一堂コロッセウムへ。一時間の自由時間をもらったので、入場料と撮影料(カメラを持っている人は撮影用としてお金を払う)を払い入場。

三階建ての客席は最上階まで行けて、上から闘技場を見渡すととっても広いことを感じる。ローマのコロッセウムも行ったけど、確かにこちらのほうが大きくて、荘厳な感じがする。

石で出来ている闘技場に射す光と影のコントラストがとても美しく感じた。どこをとっても絵になるので、デジカメも40枚近く取ってしまった。最初からこんなに撮って大丈夫かな~と心配になるぐらい。

ここで何千回も殺戮があったと思うとあまり気持ちの良い所ではないけど、1500年以上も前から存在していると思うと考え深い。

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エル・ジェムを後にし、高速を再び使って車はさらに南に南下していった。朝早かったので皆車の揺れとクーラーの涼しさに気持ちよくなって眠りこけてしまっていた。3時間ほどしてガベスという町を過ぎ、次の目的地マトマタ(MATMATA)に到着。ここでランチをするみたい。

マトマタはチュニジア南部に位置し、周辺には変わった住居形態を持つ先住民族のベルベル人が今も住んでいるところ。この辺りまで来ると、周りの景色に緑がほとんどなくなって、一面茶褐色の石と砂に覆われた大地ばかり目にするようになった。07

ランチは一つのテーブルを皆で囲んで食べることになった。ツアー客がよく来る店らしく、前菜はチュニジアンサラダとクレープに卵を包んであげたブリックというもの。

食感がパリッとしていて春巻きのよう。チュニジアンサラダは細かく切ったトマト、きゅうり、たまねぎ、ピーマンなどをオリーブオイルで和えたもの。トマトがとっても熟して美味しい。

メインはクスクス。大きな大皿で皆で分け合って食べる。昨日食べたけど、入っているものが違って美味しい。

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09ご飯を食べた後、車で少し移動して実際にベルベル人が住んでいる住居を見学させてもらう。行く途中にも地面にクレーターのような大きな穴が開いているのがちらほら見える。この穴は敵の目をごまかすためや身を隠すために造られたみたいだけど、時が経つにつれて家へと変化したらしい。

実際住んでいるところに入らしてもらうと、外はもう46度なのに涼しい。夏は日差しを避けるのによく、冬は保温性に優れているので良いらしい。

この穴居住居はトルコを旅行した時に泊まったことがあるけど、心地良い閉塞感があって良い感じだったのを覚えてる。近くのホテル・シディ・ドリスは「スターウォーズ」のバーのシーンが取られたことでも有名だとか。

でもテレビもなく、周りに何も娯楽施設もないので、私なら一日で十分かも。ずっとこういうところで住んでいる人はどういう気持ちで住んでいるんだろうって思ってしまう。

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車は次の目的地ドゥーズ(DOUZ)へと向かった。車に揺られること約1時間半、この辺りまで来ると砂ばかりの砂漠を実感するようになってきた。サハラの大砂丘の入り口伴っている町で一番砂漠のオアシスとして描くイメージにぴったりかもしれない。ここに来るまでは周りは砂漠、砂漠で褐色の大地。

そんな時に急に限定された緑の空間が目の前に現れると、「(わぁ~すごい、本当にこれがオアシスなんだ!)」と感動に近い感情が沸きあがってくる。水が湧き上がるって本当に生命をもたらすんだな~って思ってしまう瞬間。

10ドゥーズのツーリスティングゾーンのル・サハリアン・パラダイスホテルに到着。今日はここで一泊。星は3ッ星だけど、プールも4つほどあってとっても豪華。貴重な水をプールなんかに使っても大丈夫?って心配になってしまうぐらいたっぷり水が張られていた。

6時までの三時間自由時間になったので、さっそくこのプールで休息。外の46度に比べ、プールの水がものすごく冷たく、入る人皆叫んでいたのが面白かった。

プール際でドリンク片手に本でも読んでリラックスしていると、ホリデーに着たんだな~っていう気分になれる。いそいそとあちこち見て回るよりもこういうゆったりとした時間があると嬉しい。

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夕方の6時、また皆で集まって、ラクダに乗ってサハラ砂漠を歩くツアーに参加した。直射日光から身を守るための服を貸してくれたのだけど、どうみても囚人にしか見えない。。頭にターバンも巻いてくれたのだけど、ポーランド人のマノンは顔のほりも深いので綺麗。一方の私はパーマをあててる大阪のおばちゃんみたいだった。

11ラクダが居る所に着くと、そこには30~50頭近いラクダが居た。こんなに沢山のラクダを見たのは初めて。全員今からサハラ砂漠を歩くために借り出されたラクダだそうだ。

先導を努めるお兄さんに誘導されて、緊張しながらラクダに搭乗。ゆさゆさ揺れながら、サハラ砂漠を歩くのはほんと気持ちが良く、砂漠も最高に綺麗で写真も50枚ぐらい取ってしまった。なによりラクダが可愛い。

全部で3時間ほどの行程だったけど、途中でサハラ砂漠での乗馬も経験できたり、夕日による砂漠のコントラストも見れて、とっても満足。砂漠の砂が思った以上に重たくて模様が出来やすいことにも驚いた。太陽と月が向かい合って見えたのがとても印象的な体験だった。

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12ホテルに戻った時にはもう9時を越えていたけど夕食。バイキング方式だったのでいろんな料理を食することが出来て嬉しい。日本人の舌にも合うものばかりで、美味しくていろんなものを取りすぎて食べ過ぎ。

ランチと同じように皆で食事をしたのだけど、そこでポーランド人のマノルカが今日19歳の誕生日であることが発覚。そこでバイキングにあったケーキを積み重ねて、ろうそくをもらい、皆でバースデーソングを合唱♪
こういうバースデーも良いかもと思う和やかな瞬間だった。

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*チュニジアの風景に興味がある方は1・2日目の写真計56枚をアップしましたので御覧になってみてください。
チュニジア一日目18枚
チュニジア二日目【一】19枚
チュニジア二日目【二】19枚

*長いこの紀行文を読んで下さってありがとうございました。今回も何人ぐらい最後まで読まれたかな~(笑)→"人気blogランキング"

*チュニジアの50度近い気温に肌も真っ黒になってしまいましたが、こういう時にもアロマセラピーを使って、シミの予防が出来ます。ラベンダーでローションを作るのも良いのですが、グリセリンを購入するのが難しい方のために、オイルを使った方法をご紹介します。

~日焼け・シミ防止のためのアロマセラピー~

ラベンダー2滴ローマンカモマイル2滴ゼラニウム2滴ホホバオイル5mlイブニングプリムローズオイル5mlアーモンドオイル10mlに混ぜて、日焼けした肌に塗ります。炎症を抑え、シミを予防するのも良いブレンドですよ。

~暑くて眠れないためのアロマセラピー~

フレッシュな香りで気分を落ち着かせるのが良いでしょう。あらかじめブレンドされたリフレッシュ、又はグッドナイトがお薦めです。手軽に使えて便利ですよ。





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最終更新日  2005.08.05 15:06:46
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