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37歳の誕生日を迎えました。
37歳という年には、特別な想いを感じてしまいます。 9歳の時、病気しらずで健康だった私は、宝くじの1等を当てるくらいの確率で、 スティーブンス・ジョンソン症候群という病気になりました。 母は、当時37歳でした。 自立して生きていけるようにと、重度障害者になった私を 厳しく育ててくれました。 37歳になってみて、この年齢で母もまた、私が歩いてきた道のりを 母親として、一緒に歩いてきてくれたんだなぁ。と感じずにはいられません。 障害を持つと、「誰よりも本人が一番辛い。」とよくいわれますが、 私は、本人より両親のほうが辛いのではないだろうか。と思っています。 経験していないことは、予想がつかなくて、誰でもとても怖いです。 おこった出来事の本質より、不安や緊張は、その本質を、 必要以上に大きく膨らませ、重いものにするのではないか。と思います。 私は、目の前にあるハードルを、現在進行形で、 ただ我武者羅にこえてきただけでした。 しかし両親は、自分には未経験の体験をしている私を、 あるべき方向に導くのも、困難だっただろうと思うのです。 37歳になった私が、母へ贈る言葉。 “人生には、人それぞれ、いろんなテーマがあるね。 両親の愛情に恵まれずに、大人になる人もいるでしょう。 金銭的に恵まれずに、育つ人もいるでしょう。 大きな裏切りに、人を信用できなくなる人もいるでしょう。 私は今生、肉体的に障害をもつというテーマを、選んだのだと思うのよ。 ハンディキャップをもつことが、世の中の、一番大変なことではないんだから、 お母さんも、もっと気楽になって欲しいと思うのよ。 これからも、私らしく、生きてゆきます。 すばらしい人生を、ありがとう。” (*^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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