奇跡の歌声
昨日、べー・チェチョルさんのテノールリサイタルに行ってきました。演奏の前にプロデューサーの方からべーさんの声帯がどういう状態なのかの説明があったのですが、人間の声ってのは体のさまざまな部分を使って初めて音として口から出ているんですね。我々は息が吐き出せる、声が出るっていうことに感謝しないといけないと思いました。そして歌声ですが、素晴しかったですよ。私は声楽やオペラなんて全然知らない人間ですが素人でも「これはスゴイ」というのは分りますからね。それにべーさんの「いつまでも歌っていたい。」という気持ちがガンガン伝わってくるのがまた感動的でした。どこも手術してなくてもヘロヘロな歌声の人がいっぱいいるのにすごいなぁ。