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2007年07月13日
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カテゴリ:仕事(教員)

ゆとり教育が始まって、もう何年?

今、高校2年生、3年生を教えているのですが、彼らがゆとり教育を完全に取り入れた初めての世代だそうです。

そして、先生たちの嘆きは・・・差がありすぎる・・・という言葉でした。

一人一人育ってくる環境も違うし、できることも違うから、差があるのは当たり前だと思うんですが、去年との差もあるし、おそらく同じ学年でも、できることに差が大きく生じているのだと思います。

そして、自分の子どもにも、ゆとり教育は関係していて、小学校へ入学して、次の日から宿題が出され、毎日ひらがなのプリント(裏表)を2枚と算数のプリント数枚、その他(音読やお手伝い、計算カードなど)があるのが現状です。

学校の授業では、1分も無駄のないように、びっちりと詰め込まれた内容をしていて、しかも同じことを繰り返す余裕はないので、一度しか教えてない(教える時間がない)のが現状のようです。

そして、宿題をやる時は、家でついていて見てあげることを求められています。我が家では、大体毎日2時間ほど・・・(涙)

先生は、今ある授業時間でやらなくてはならないことがたくさんあり、時間の余裕がないことを保護者の人たちに理解してもらいたいと話していたそうです。

これがゆとり教育の現実なのかぁ・・・と実感する日々です。

子どもが授業時間数において、ゆとりができたものの、実際には勉強は家庭でやらなくちゃいけなくなり、家庭で面倒みきれなかった子たちが、高校生くらいまで大きくなった時、テストで問われている日本語の問題を日本語で解くことができないほどの読解力になっているのをひしひしと感じています。

だから、大きな差が生じているんでしょうね・・・

 






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最終更新日  2007年07月13日 20時23分21秒
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