ティエレン地上型
MSJ-06II-A ティエレン地上型
久々のガンプラ!!っと思ったら、「機動戦士ガンダム00」より影の主役メカであるとの噂がたえない「ティエレン地上型」です。しかしなんだかよくわからない状態...(^^;
フェイ・イェンBH,F91(まだ塗装途中)と、キレイ目塗装が続いたために、汚してーーー!!熱がおきまして、前々から気になっていた鉄人兄さんの出番となったわけです。実質作業期間は4日間ほどの突貫工事でした。
■主な仕様
○工作
プロポーションは弄っていません。
手を加えた点は、
・モノアイをH-EYES(1.5mm)に。
・左胸の機銃がただの穴だったので、銃口をプラ棒で新造。
・ツィメリットコーティング(下記、及び右写真参照)。装甲表面にエポパテを薄く盛り、シャープペンのグリップをローラー代わりにテクスチャ再現。いちおうワッフルパターンのつもり...。
※ツィメリットコーティングの表記について
「ツィメリット」についてさまざまな表記(ツィメリット、ツィンメリット、ツインメリット)がありますが、ここではGoogle検索で一番件数の多かった(2007年12月30日現在)「ツィメリット」で統一しておきます。綴りとしては "Zimmerit coating" と考えてよいでしょう。Zimmeritはドイツ語、coatingは英語ですね。"Zimmerit"の語源"Zimmer"は辞書的には"ツィンマー"と発音するんですが、実際どう発音されてるかはわかりません(苦笑)。とりあえず私の大学の先生は"ツィンマー"と発音してたはずです。でもまぁこれ、「ン」はあっても弱い音な気がするので、ツィメリットでもツィンメリットでもどっちでもいい気がします。ツインメリットはちょっと頂けないかな...Twin meritに聞こえるから(^^;
○塗装
ダークイエロー部:ドゥンケルゲルプ2(ガイアカラー)
グレー部:ジャーマングレー(Mr.カラー)
メタリックグレイ部:メタリックグレイ(タミヤアクリル)
部:
○仕上げ
デカール貼り
↓
フラットブラックでウォッシング
↓
レッドブラウン、フラットブラウンでサビ表現
↓
シルバーで金属剥げ表現、エッジ強調
↓
パステルで砂・泥表現
全体像です。事の発端は模型店。何気なくティエレンの箱を手に取ると(余談ですがその日はBB戦士の再販分が目的でした)、神が降りてきて、私の脳髄に電気が走ったのです。「こいつにはツィメリットコーティングしかない!似合うに違いない!」1分後、BB戦士と共にティエレンを抱きかかえてレジに向かっている私がいました。
うーん、ポーズが決まりますね~。
モビルスーツにツィメリットコーティングなんて意味あるの?60年前に廃れた吸着地雷が300年後にあるの?なんて細かいところは気にしないでください(笑)。あえて考えれば、1) 人革連の支配地域って政情が不安定っぽいのでゲリラが多そう→吸着地雷的な武器もゲリラには使いやすそう→ならアリじゃね? 2)ツィメリットコーティングに見えるけど、実はあたらしいコーティング剤でビーム兵器(ユニオン、AEUの主力になりつつある兵器&ガンダムが撃ちまくってくる兵器)によるダメージを軽減できる効果がある...とかそんな感じでしょうか。
まぁ、深く考えてないので、どっちでもいいです(爆)
ティエレンの魅せポーズ。
これ、なかなかしにくいです...。
上半身のアップです。
モノアイは定番工作ですが、その気になれば、LED内臓もできそうですね。しかし、無改造でモノアイ可動はうれしい限りです。目立たないですが左胸にある銃口っぽいの(写真右下)が今回新造した部分です。
うしろのアップ。
デカールはIII号戦車の余りを拝借しました。こんな凸凹面へのデカール貼りは初めてでした。マークセッター、マークソフターを使用しましたが、綿棒で水分を取る際にゴロッと破れて剥げて「ウッギャー!」って叫んでしまいました。なんとかリカバーでここまで持ってきましたが、如何でしょうか?
下半身、シールド無しです。
またコーティングの話なんですが、当初は足回り(脛より下)のみのコーティングにしようと思ってました。この頃は吸着地雷対策としてしか考えてなかったんですね。でもモビルスーツは、歩くだけでなく、手をつく、寝た状態で輸送もされるなど、戦車と違い様々な姿勢をとるので全身にコーティングをすることにしました。左ひざは、シールドでかくれる部分はコーティングしてません。
太腿もコーティングしたほうが良かったかな?まぁいいや。あ、忘れてましたが、太腿は要合わせ目加工でした。ですが、ヒザ関節が挟み込みだったり、股関節パーツの塗装等を考えて段落ちモールドにしておきました。この写真じゃ見づらい...(^^;
実は一番がんばった足の裏です(笑)。
ダークイエロー後、エッジに、サビ(レッドブラウン)をいれてシルバーでドライブラシし、パステルを塗った後にエッジ周辺のみパステルを落としています。これで、歩くことで「エッジから塗装がはげていく」感じが出せたかなぁと。まだまだ未熟ですけどね(^^;
ポーズ2
このキット、ほんといいキットですね。合わせ目はそこそこありますが、腕の可動が非常に面白いです。肩に2つ、ヒジに1つの3重関節です。特徴的なカーボンブレードも、腕にダボがあり、固定できるようになっています。カーボンブレードはいろいろ叩き割りそう(岩とか木とか)なのでハデ目に汚しています。
敵がいないので、とりあえずユニオンと闘ってみようということで、M4A3シャーマンと。ティエレンつえーー!シャーマンなら踏み潰せる足のでかさです。さすが鉄人。
さっきのシーンをM4側の視点から。うわー、ティエレン強そう...自分がM4乗ってたら逃げますね...(^^;
最後に1/144AFVモデルとの比較です。
比較するものは前列手前からシュビムワーゲン(独)、II号戦車(独)、後列、IV号駆逐戦車(独)、M4シャーマン(米)、M47パットン(米:ただし映画用にティーガーのマネをしてます)、VI号ティーガーII(独)です。ティーガーやパットンならば闘えなくもない気もしますが、II号はちっさすぎですね...
結構長い文章になってしまいました。自分でもこんなに書くとは思わなんだ。それだけインスピレーションが湧いてくるキットだということでしょう。またいつか作りたいキットですね!その時はノーマルで組みたいですが、どうなることやら...。
以上、長々とお付き合い頂きありがとうございました。
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