VOLKS A3 武御雷VOLKS A3シリーズ 武御雷 Type-00R 今さらレビューボークスの人気シリーズ「A3」の第1弾、「武御雷(たけみかづち)」のレビューを今さらしてみようかと思います。なぜならば、最近、友人に薦められてマブラヴ、及びマブラヴオルタネイティヴをプレイして虜になったからです。人気の出ている理由がわかりました(笑)。簡単なレビューなんですが、ご覧くださると幸甚です。若干のネタばれを含む場合がありますのでご注意ください。 ■主な仕様 ・塗装済み完成モデル。 ・各関節可動。 ・素材はPVC、ABS、POM 基本はPVC(所謂塩ビ)で、ABS製の関節ですね。POMはどこに使ってるんだろう?関節の接続軸かな? まずは、前から。 うーん、かっこいい。かの有名な造形村の原形製作なので、スタイルのよさは折紙つき。各関節はA-LOCKという有段階関節で、カチッカチッと動いて、固定できます(リボルバージョイントと似たようなものです。どちらが先に出たかわからないので、リボルバージョイントに似ている、という表現は適切でないかもしれません)。このスタイルで自立できるのはすごいかも。 もともと「好きな色=紫」な私にはこのカラーリングはたまらんです。 うしろから。 この後ろからがまた、たまらないんですね。背負ってる長刀がなんとも。 GP03Sの背面腰部スラスターみたいなのは跳躍ユニットだそうです。 装備を外して、素体だけになったもの。 ところで、ゲーム中、この手の人型兵器は「戦術機」と呼ばれています。 A3シリーズ自体はノンスケールモデルですが、ゲーム中の設定によると戦術機は18m前後の兵器だったはずです。この商品は、マスターグレードF91よりちょっと大きいぐらいなのでだいたい1/100ぐらいですかね? 頭部アップ。 悪そうな顔してますが、心強い味方です(笑) てか、宇宙人(宇宙生物?)と戦うお話なので人類は基本的に皆味方(ネタばれ反転)です。 頭部関節は首に1軸あるだけです。俯いたり仰いだりできないのはちょっと残念。 付属武器です。 この機体は接近戦向けです。そのため、長刀2本、短刀2本、ライフル2挺、シールドという、接近戦要の武装が充実しています。 (以下ネタばれ注意)このゲームの世界では、戦術機は大量にいる宇宙生物と白兵戦を行うために存在するので、取り回しの良い短バレルのアサルトライフルが使われているようです。ブルパップっぽいですが、マガジンは前方にあり、よくわからない仕組み....命中精度はあまり気にされていない銃かも。まぁゲーム中でも「敵は大量にいるし、当たれば場所はどこでもいい」みたいな話がでてきたので、それでいいのでしょう。 とうわけで、装備。 やはり背中の長刀がいい味出してる気がします。短刀はどこに装備してるんだったか、、、忘れた(笑) 可動範囲は広そうで意外に動かないです。ガンプラやリボルテックに慣れてると、痛い目を見ます。A-LOCKの関節ですが、軸の作り方にもう少し工夫がほしかった...。 最後に気になった点。 長刀のマウントラッチは背中に接続する方式が取られています。写真中央オレンジ部分のちょっと上の部分なんですが、軸がはみ出してます。白い部分が接続軸です。これってどう考えても、ダボ穴の方向かマウントラッチのデザインが間違ってる気がするんですが...。 何回かつけてたら軸折れました...orz まぁ、私もモデラーの端くれなんで、そのうちリカバリーに挑戦してみます。 ■総合評価■ ☆☆☆☆(最大5つ星) 満点あげたいんですけど、背部マウントラッチ(軸折れorz)、関節軸、胸部PVCの脆さ(肩をゴリゴリ動かしてると胸部を傷める)などなどあるので、減らしました。これだけ欠点があって4つ星かい!って気もしますが、何よりもモデル化されたこと、5800円という価格(私はリーズナブルだと思います)、しかも可動モデル、という点を評価したいので4つ星です。 んー、でも本心を言えば、これ結構プラモデル向きなデザインだと思うので、コトブキヤかハセガワあたりからプラモデルで販売してくれないかなぁと...。 Copyright 2006 mono-eye(仮) All rights, reserved ジャンル別一覧
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