あーしゃ♪の部屋~雑貨マニアの部屋♪
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やっと読めました! この難しいタイトルの本ですが… タイトルの通り、沙高樓と呼ばれるところで行われる夜会で語られる綺譚(奇妙な話)の数々を綴った連作短編集です。 本文には百物語になぞらえられていましたが、有態に言うと浅田次郎作小説版『世にも奇妙な物語』ってところでしょうか?? それぞれその道で極めた人たちが集う謎の夜会。 主催者は女装の貸しビル王。 私のイメージではどうしても美輪明宏さんのイメージで読んでしまいました! それぞれのプロの仕事の中で起こった不思議な話、奇妙な話、誰にも打ち明けられない話を、一人ずつ嘘偽りなく話し、聞き手たちはここで聞いたことを決して外でもらしてはいけないというのがこの会のルール。 その話の一つ一つはあまりにもディープで、もしこの話を本当に聞いたとしても、きっと他人には話せないと思う… 話しても信じてもらえないというか… 最初は難しい国宝級の名刀の話から始まったので、縁も所縁もない私にはちんぷんかんぷん! でも読んでいる内に「先が知りたい!この話はどんな結末が待っているの?」と言った興味を掻き立てられるところが、さすが浅田次郎さん! ハッキリと結末がつかないものが多いのですが、それは世にも奇妙な話なので、語っている本人にも何が真実か、何が起こったのか、何が原因だったのか、あの出来事は何だったのかわからないってところかも… なので聞き手はどういう現象だったのか自分で想像しなければならない。。 まるで読んでいる内に、自分もその沙高樓の中にいて、一緒に話を聞いているような気分になりました。 ただ奇妙な物語を文字で読むだけでなく、まるでそこでその話がされているような文章体で書かれているため、そこにいた聞き手の人々と同じ心理状況になり、より物語の中に引き込まれてしまったってところでしょうか? いやぁ~、奇妙な時間をすごしました!って感じです…(^。^;) 百物語と言っても、ゴーストストーリーばかりではありません! っていうか、むしろ幽霊話っぽかったのは1話だけですね~。。 いろんな話がありましたが、本当にどれもディープでした
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