先日倉敷に遊びに行った時に入った桃太郎博物館で、目の錯覚を利用したカラクリで色々楽しませていただきましたが、ひとつだけ私に効かないものがありました。
渦がグルグル回っているのを20秒間ほどジッと眺めてから何かの静止画を見ると、あたかもその静止画が動いて見えるという目の錯覚。
私は何度試しても静止画が動いて見えなかった。
原因は、どうやら動体視力が良いかららしい。。。
確かに、ちゃんと調べたことはないけれど、私は動体視力が良いのです。
視力は悪いけど…
目の端の方で映る小さなものの動きも見逃しません。
一緒に食卓を囲んでいて、自分の視野に入っている人の誰かが食べこぼすと、その人の方を向いてなくても、目ざとく見つけてしまいます。
ハッキリ言ってそのくらいしか役に立ちません(爆)
しかもそれを指摘すると、かなりウザがられます(-_-;)
そして上に書いたような楽しげなことも体験できないなんて、ちょっと損した気分にもなりました。
動体視力より、普通の視力が良い方が絶対にいい!
目の錯覚といえば、心理学の勉強をしていた時に、視覚のところで錯覚についても勉強しました。
その一番初歩の初歩で、下の図のような錯覚があります。
(1)と(2)の棒の長さ、どちらが長く見えますか?
実際は同じ長さなのですが、多くの人は(2)の方が長く見えるはずです。
これを用いて、ちょっと面白い実験があったので、身の回りの人に協力していただいてやって見ました。
(1)の長さを10cmとし、(2)の長さを15cmとして、(2)の棒の長さを(1)の方向にスライドさせることによってだんだん短く出来るようにしておきます。
被験者には、同じ長さになったと思ったところでストップしてもらいます。
さて、(1)の10cmに対して(2)が何cmになったところで両者が同じ長さになったと感じるのでしょうか?っていう興味本位の実験だったんですが…
まず私がやったところ、9.2cmでした。
小学生の男の子にやってもらったところ、8.6cmで、そのお母さんは9.7cmでした。
天文台の研究員Aさんは、9.7cmで、Bさんは9.8cm、Cさんはなんと10cmジャストでした!
私の妹もジャスト10cm。。
大人はどうやら錯覚があるから…と、素直な目で見ずに「こんなものかなぁ~」と頭で考えながら見てしまうようです。
それに比べて子供は素直なので、差が大きく出る。
もしくはまだ視覚が未発達なので、より錯覚が大きいとも考えられるのかもしれないけど、その辺は専門的に調べたわけではないのでわからない。
私が出した結果は、「大人はひねくれている!」っていうこと(笑)
そうなると、子供の結果に近い私はなんて素直な心の持ち主でしょう…っていう自己肯定的な結論で括るのでした
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