2011/06/11(土)08:40
映画「プリンセス・トヨトミ」
楽しみにしていました。
最近関西が舞台の映画が増えている!
こちらでもよくロケをしている!
一時、東京ばかりだった時があったし…
今もドラマは東京の方ばかり?
珍しく仕事で遅くなりましたが、レイトショーに出かけました。
公開されたばかりのレディースデーなのにガラガラでした。
最近、映画館の椅子に座っていると身体が痒くなる時があるのですが、ダニがいるんですかね~。
この日もそんな感じでした。
正直…期待ハズレ…
この後はネタバレになりますので注意してください。
結論から言います。
なぜ、これほどまでにつまらないと思ってしまったのか…
終わってからずっと考えていました。
何かが足りない…何かが違う…
それで思いつきました。
大阪らしさがない!
大体、大阪国って言うのは何となく他の地域に比べて自分たち独自の文化を持って、どこに行っても他と交わらず、自分たちのアイデンティティーを主張する…とよく他地域の人から言われ、それで大阪独立国家なんて比喩も出ていたのでしょう。
そのイメージで映画も観に行ったのでちょっとね…
何か「大阪国」という言葉に無理やりストーリーをつけたって感じがする。
プリンセスって言う割には、あんまりその人物の重要性もないし、結局別に大阪じゃなくてもよかったんじゃない?
大阪の機能が停止したっていうシーンも、特に誰かが困ったとか何かの被害があったわけでもなく…
あっ、そうか!
そういうシーンでも大阪だけで物語が展開しているから、何か大阪人が勝手にやってるわって感じだし、大阪の機能が停止したって、他の地域は知らないんじゃないっていうような流れだったから盛り上がりに欠けたんだね。
歴史に絡んでいるのかと思ったらそうでもなく、言ってしまえば中途半端。
役者さんは結構そろっていたのにね~。
結局、言いたかったのは父と息子の絆?
それも中途半端。
しかも男つながりだけかよ。
かーちゃんは、むすめは?
矛盾しているというか、無理があるんじゃない?って思ったのは、その辺りも。。
この大阪国の秘密は父が死期を悟った時に息子に伝えると言うんだけど、じゃあ女性はいつどうして知るの?
男性だけでは大阪の機能が止まるほどの「何か」は起こらないんじゃない?
男性がたとえ戦いに出たとしても、街中から女性がきれいサッパリ消えてしまうって言うのは誇張表現過ぎると思う。。
外には出なくても、自分のお店の中とかにはいて後片付けくらいはするでしょう。
しかも、父が死んだら子に…って言うのに、若者たちも全然いなくなってしまうのは不自然。
面白い発想だと思うのに、なんか残念な作品でした。
ひょうたんの件だけはちょっと面白かったかな~。
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