2009/07/08(水)10:43
あまりに曖昧な空想と現実の境界線
生き様刻み込むように声を嗄らして歌ったって
呼吸するみたいに日々を過ごしたって
きっと変わっていく毎日。
ぼんやりと見上げた先の太陽は
黒い瞳を灼きたがるみたいにギラついて
時間を持て余す僕は
何をしていいかわからなくなってる。
長い長い一日の終わりに
明日のことを考えて眠れなくなるよりは
眠ったほうがいいのだろうか。とか
あのメロディーについていた歌詞はこんなんだったっけ?とか
いろいろ。
悪夢が怖いんじゃなくて
ぐるぐる回る不安と孤独が
ないって笑う自分を想う。
もし本当は、
渦巻く不安と孤独に背を向けているだけだとしたら?
滑稽な結末の果て。
僕は君を黙らせるために笑おう。
柔らかく、柔らかく。
そうして失われた言葉の先のifなど知らないと
僕は僕に微笑むのだ。
やさしく、だがしっかりと
両目を塞いで。
お前は今幸せなのだと、甘く囁くのだ。