つぼみが開いて音がするまで

どうしよう。 幸せはどこから来るの？ てのなるほうへ 光が彼女の首筋を白く照らすよ つぼみが咲いてしまう。 現れた影は本当の太陽を見ることができた？ つぼみが咲いてしまう。 暗い顔をしたあの人は何かが抜け落ちたような 落ちたようなそんな顔をして 当たった肩から倒れていった。 さようなら、さようなら。 甘い囁きはお別れの予兆 彼女が捕らえた光の先で 震えた空気が　きれい　といって つぼみが開いて黒が残った。 迫る天井の謎が僕に残った。 あの子が終幕（さいご）に掴んだその手は 大きく確かに、温かだった。