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遠きにありて思うこと
このところ色々なところで講演という形で話をさせて いただくことが多い。また、通常の建築家活動の中で お話すること、友人・知人と何気に話をすることなど を思い返してみると、ただ一つのことに貫かれている ことがわかる。 その思いこそが私に旅の機会を与えてくれるし、日本 の中の圏域の境を取り去ってくれた。 東京をはじめ方々で出会った人達は、このものを共通 言語として認識していただける方々だった。 全国を動きまわるようになってまだ3か月なのだが髄分 色々なことがわかった。特に東京での連携軸が見えた ・・・感じとれたことが大きいことだった。 松江を軸あるいは立ち位置にしなければ見失ってしま うもの、それは文化性であったりコミュテイ-(庶民性) であったり。 東京や他地域に行かなければ感じとれないこと、わか らないこと。同郷という連携であったり輪というもの。 これらが合わさったときに私の中に見えてくるものがある。 これこそ思い描いていた「コミュニテイの新たな創出」 そのものかも知れない。 こうして小樽の町の小さなメシ屋で地元の人間と区別 がつかない風でお昼を食べながらふと心に浮かんでくる 思いに浸っている。 「捜し求めていたものにやっと巡り逢えたのかもしれない。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/14 08:12:23 PM
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