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第7官界彷徨

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2010.04.10
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カテゴリ:テレビ・ラジオ
 今日は、ラジオ第2放送で「徒然草」を聞きました。
 第1段
 「いでや、この世に生まれては、願はしかるべき事こそ多かんめれ。」
 という、リズミカルな書き出し。
 はたで見てすばらしい人も、話してみると俗物だったりしてがっかり!とか、見た目が立派で心の良い人でも、勉学をしなくなると品性が落ちてもうダメ!とか、いろいろ書いてあります。

 第2段
 「いにしへのひじりの御代」
 は、醍醐、村上天皇の頃は、正しい政治が行われていたけれど、今はひどいものだ、という嘆き。

 第3段
 「色好まざらん男は、もの足りない」
 ということで、恋の情趣を理解しない男はつまらないやつ、という話。そこに
「あふさきるさに思ひ乱れ」という言葉がありました。「あふさきるさ」とは、あちさま、くるさま、あちこちへ、いろいろ考えて思案に暮れる、一方が良くてももう一方が悪い、ということで、どうしようもないありさま、だそうです。

 ここで、昨日途中まで見て出かけてしまったBSフジの善徳女王を見るために、徒然草は中止。
 双子の姉の王女が妹に間違えられて殺され、その遺体が運ばれて来るところからでした。このドラマではファラン(花郎)の若者たちを指揮して活躍する善徳女王の姿が描かれるわけですが、「日出処の天子」では、厩戸さまが初めて淡水に出会った時「ファランのものか?」と尋ねるのです。
 ファランとはどういうものかと思っていましたが、ファランのいろいろな組織や様子が克明に描かれていて、興味深いです。

 そのあと、「大仏開眼」を見ました。前回はあまり面白いと思いませんでしたが、今回は行基さまも加わって大仏を作ります。
 吉岡秀隆くんの吉備真備もいいし、石原さとみちゃんの孝謙天皇もいいですね~。聖武天皇、光明皇后、それから語り手の真備の妹の由利も、いいですね。由利は実際に兄とともに宮中で活躍したそうです。
 手塚治虫の「火の鳥」では、真備は単なる政敵としか書かれていなかったのですが、このドラマでは真備は人々の幸せを願い、遣唐使として得た知識を平和な国作りに捧げた、というように描かれていて、吉岡秀隆くんにピッタリの役でした。

 よく知らなかった吉備真備って、すごい人だったようです。
 以下は、大仏開眼以後の真備の年譜を、ウイキより引用。

=(吉備真備は)恵美押勝(藤原仲麻呂)が反乱を起こした際には、従三位に昇叙され、中衛大将として追討軍を指揮して乱鎮圧に功を挙げ(藤原仲麻呂の乱)、765年には勲二等を授けられた。766年(天平神護2年)、称徳天皇(孝謙天皇の重祚)と法王に就任した弓削道鏡の下で中納言となり、藤原真楯の薨逝で大納言となった後、右大臣に昇進して、左大臣の藤原永手とともに政治を執った。地方豪族出身者としては破格の出世であり、学者から立身して大臣にまでなったのも、近世以前では、吉備真備と菅原道真のみである。
 770年(宝亀元年)、称徳天皇が崩じた際には妹の吉備由利を通じて天皇の意思を得る立場にあり、永手らと白壁王(光仁天皇)の立太子を実現した。
『水鏡』など後世の史書や物語では、後継の天皇候補として文室浄三および文室大市を推したが敗れ、「長生の弊、却りて此の恥に合ふ」と嘆息したという。ただし、この即位をめぐる話は『続日本紀』には認められず、この際の藤原百川の暗躍を含めて後世の誤伝あるいは作り話とする説が強い(河内祥輔、瀧浪貞子など)。
 光仁天皇即位後、真備は老齢を理由に辞職を願い出るが、光仁天皇は兼職の中衛大将のみの解任を許し、右大臣の職は慰留した。771年に再び辞職を願い出て許された。それ以後の生活については何も伝わっておらず、775年(宝亀6年)に死亡する。

 唐では玄宗皇帝にもその才能を認められ、なかなか帰国させてもらえなかったそうです。いろいろな伝説もある人のようです。吉備真備駅というのもあるそうです。





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最終更新日  2010.04.10 21:50:10
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