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カテゴリ:映画のお話
DVDで「ペコロスの母に会いに行く」を観た。 認知が進む母親の日常生活の中で、 母親を通して人生を振り返っていく。 母親の人生、息子の人生。親子の人生。 認知症を患った本人の悲しみ。 周囲の悲しみを、母親が自分の事を分からなくなる悲しみ。 私はこの作品を通して感じました。 私自身、最近、親の事で涙を初めて流した。 年老いていく親を前に、涙なんか流さないと思っていた自分が、 死の実感を感じない親に対して、私もまた死の実感を伴わない自分が その恐怖を伝えながら、涙を流した。 死んでいく身内とその周囲へのグリーフケアを身を以て体験した。 こんな時、カウンセリングを学んでいて本当に良かったと思えた。 「ペコロスの母に会いに行く」のエンドロールで 忘れても良いから元気でいてくれ、 という文字が、頭の中から離れない。 なんちゃって、私も、こんな事を云うような年齢になったってことですね。 お父さん、お母さん 愛しているよ♪ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.14 10:28:54
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