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2015.03.26
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カテゴリ:素敵なお話
午後11時過ぎ、私が乗る電車は始発駅。

折り返し運転の電車だ。

電車がホームに到着、人が降りてくる。

降りた後に、人が乗り込む。

私も同じように乗り込んだ。

すると、小学高学年か中学1年生位の男の子が

運動着姿でシートに寝転がっている。




私は、「終点だよ、おいおい。」

と優しく肩をゆすった。

しかし、爆睡状態。

今度はかなり強く肩をゆすった。

「終点だよ、終点!」

しかし、彼は起きない。




周りの人もそれを見ていて、なんだか雰囲気が変わった。

私も少し、焦った。

こうなると、顔色もなんだかさえないように見えてきた。




傍にいた男性が

「駅員を呼びましょうか」

と、外に出て行った。

目の前の女性の声がする

「えっ、大丈夫なの?」

周囲の男性も近くに寄ってきた。

私は焦りながらも、さりげなく頸動脈に指を当てて、脈を診る。

大丈夫。正常な動きだ。身体も温かい。

もう一度、強く声を掛ける。

「大丈夫か、終点だよ、終点!!」




やっと、彼はボーっと上半身を起こした。

周りの男性が、

それぞれ声に出す。

「良かったぁ」

「どこまで行くの?」

彼は「えっ、ここどこ?」

と、私に聞く。

「ここは終点、○○だよ。どこまで行くの?」

彼はやっとこの状態を理解したようだ。

「○○○駅」




他の男性が

「それなら、このままこの電車に乗っていれば大丈夫だよ」

また、別の男性が

「いや、今なら隣の急行に乗れるから、そっちの方が早いよ」

彼は、よっぽど疲れていたのか、焦る気配もなく、

その言葉に促されるように、隣のホームに移っていった。

駅員を呼ぼうとした男性が、安心して声を掛けた。


「気を付けて帰れよ♪」


周囲には安堵感が、満ち溢れていた。

電車の中は、みんな他人。

見て見ぬふりをするような社会と思いきや、

大人たちの子供を思う連係プレーを見て、

日本もまだまだ捨てたもんじゃない。

こんな愛情あふれる光景をあるんだと、

なんだか幸せな気分で帰路につきました。

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最終更新日  2015.03.26 10:27:41
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