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2007.06.26
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アウトサイダーアート界のスター「ヘンリーダーガー」の展覧会にいってきた。
最近、強度行動障害による自傷で失明した自閉症の少女の事件を知り、ちょっとめいっていたので、絵よりも、彼の生涯そのものが辛く、柄にもなく泣きそうになった。

彼が孤独のうちに過ごした部屋の写真が何枚かあったのだが、80才近くまで、毎晩椅子に座って寝ていたらしい…。
ハマのメリーさんもそうだった。
(彼女はホームレスだったのだが)

   
■ヘンリー・ダーガー非現実の王国で
■ヨコハマメリー



1部屋目の初期の作品かもしれないと思わせるゴツゴツのコラージュは、いわゆる「ダーガー」色が出ていなくて、新鮮だった。

最後の部屋の、一見平和そうな「お花の楽園」シリーズの中に、ごくふつうににっこりと微笑んでいる少女たちに紛れて、ヴィヴィアンガールズの一員らしき2-3人の少女だけが、「大変!助けないと!」とか「ぶどうの蔓に首を吊られている!」とか叫んでいて、しかも、画面の端には、実際にぶどうの蔓に首をとられて、青くなっている少女たちが小さく描かれている。
それなのに、ほとんどの少女は、ただ微笑むばかりで、その会話を小耳にはさんだ少女たちも「雷で聞こえなかったわー」とか、「なんか首を吊られてるっていってるけどー」など他人事。


今回の展示にはなかったが、彼の残した15000点にも上る作品群の中には、臓物が飛び出してバタバタと倒れている少女たちなどグロテスクなものもある。


だれかが、死んでも、他人事。
そんなグロテスクな世界。
それこそが、ヘンリーを取り巻いていた「現実の社会」そのものだったのかもしれない。

死の直前、施設に入所したことで、アーティストであった大家によって発見された作品群について尋ねられたヘンリーは、「遅すぎた。すべて廃棄してくれ。」と言い遺したと、ダーガー研究家のマクレガー氏は、いっていたが、その遺言とは裏腹に、現在、世界中で展示され、時には高額で売買されている。

彼の作品と出会う時、常にわたしたちは、彼のその悲惨な生い立ちから聞かされる。
だとしたら、彼の死後から現在にいたる作品の取り扱い方そのものの事実も含めて、考えなければいけないこともあるのじゃないかと思った。

今だって、まさに、路上に、もしくは、近所のオンボロアパートに、ヘンリーはいるかもしれない。

来年、ダーガーに関するドキュメンタリー映画(2004年作)が日本でも公開されるらしい。

++++


ヘンリーの作品には、しばしば、全裸の少女たちが描かれ、少年のような性器がついている。
一節によると、女性の裸を見たことがなかったからともいわれている。
でも、一方で、臓物が飛び出したような姿が描かれているのは、肉屋で解体を見たことがあったのか、もしくは、彼の生きた1892-1973に2度も大きな戦争があったことも関係しているのか。


+++

少女への偏愛の裏には、「生まれてすぐに養子に出され生涯会うことのなかった妹の存在がある」という節もあるそうだ。
たぶん、マクレガー氏の考察ではないかと感じた。

なぜならば、彼は、2001年資生堂ギャラリーで開催されたダウン症のアーティストジュディス・スコット「メタモルフォーシス」展において、ジュディスの制作した作品を「コクーン(繭)」と呼び、「それは、幼少の時に生き別れになった双子の妹である」と発言をしていたからだ。
そのロマンチックな考察によって(アウトサイダーアートを研究すること自体すでにロマンチストだといえるけど)、展覧会の見え方は一変し、わたし的には、ジュディスの作品鑑賞のさまたげにも感じた。

しかも、わたしたちの知りうるダーガーの資料のほとんどは、マクレガー氏によるものなので、作家が語らないこの業界において、彼の考えは、よくも悪くも、作品の価値と直結している。

もちろん、マクレガー氏が、ダーガーの遺言に反して展示していることをはじめ、自分の立場の重大性をよく理解した上で、真摯にアウトサイダーアートに関わっていることは、理解しているのだけど…



  
■戦闘美少女の精神分析 著者:斎藤環
■文脈病新装版 ラカン/ベイトソン/マトゥラーナ
 著者:斎藤環


帰る時、静かな高級住宅街の原美術館の角に、プラカードをもって立つグループが。
よく見ると「アウンサン・スーチーさん軟禁反対」の文字と少し浅黒い肌の人々。
「どうしてここに立っているのですか?」と聞くと
「ビルマ大使館があるからです」
原美術館のとなりは、ミャンマー大使館だった!
20年も来ていて、気付かなかった…
そして、大使館名でさえミャンマーと呼ばないビルマの人々と、何回目、何年目であろうかというスーチーさんの軟禁。

近くにいても、知らないこと、気付かないことが多すぎる…

++++

○ヘンリー ダーガー
 「少女たちの戦いの物語―夢の楽園」
 Henry Darger
A Story of Girls at War-Of Paradises Dreamed
幼くして両親をなくし知的しょうがいという診断で施設に入所。
孤独の中で81才で亡くなるまで、膨大な量の物語と絵画を制作していた伝説のアウトサイダーアーティストの展覧会。
・日時 2007年4月14日[土]-7月16日[月・祝]
    月曜(7月16日開館)
11:00-17:00
*水曜のみ(除祝日)20:00まで
・料金 一般1000円/大高生700円/小中生500円
・会場 原美術館
HaraMuseum of Comtemporary Art 
     北品川4-7-25
    TEL 03-3445-0651
原美術館

+++++

○原美術館へのお散歩コース

合理的に美術館にいくなら品川駅。
でも、今回は、京急「新馬場(しんばんば)」駅から北品川まで、旧東海道を歩くコースを選んでみた。
品川からの道は、車の行き交う大通りだが、こちらは、旧宿場町の色合いを残した街並、へんてこなお店、そして、品川富士をはじめとする名所旧跡。
*富士山頂から、京急が見えるんだよー

由緒正しいお蕎麦屋さんや、個性的なカレー屋さん、やたらと通りに立ち並ぶ和菓子屋さんなど、食べるものもたくさん。

詳細は後日。

ポチ
*裏道のヘンてこその1

「旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会」

しながわ観光協会


なんでもフリーク『旧東海道品川宿を歩こう』

街道 Now and Then『 東海道 品川』

きまぐれハイキング『北品川旧東海道』
<京浜急行立会川駅→涙橋→勝島運河堤防(品川花街道)→鮫州商店街→海雲寺→青物横丁商店街→品川寺→妙国寺→街道松の広場→鎮守橋→→聖蹟公園→品川神社→新宿お休み処→北品川商店街→京浜急行北品川駅>

品川でちょっと寄り道『北品川駅-青物横丁駅 周辺の和菓子屋』


りえ煮
*裏道のへんてこその2


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Last updated  2007.06.28 06:53:58
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