週刊ARTemis~アルテミス~

2004/10/31(日)02:25

*新潟中越地震現地情報*

[10月31日追記] マスコミを通して知ることができる情報は、ほんの一握り。 本当の声を聞き分ける耳をもち、正しい行動をとることが 私たちがすべき支援なのではないでしょうか。 [注]以下の情報は10月26日のものです。 10月26日の時点では必要で有効なものでしたが、時間が経過した 今は活きている情報ではありません。 転載はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。 現地の状況は刻々と変化しています。あなたのできることが 現地で必要なことかどうか、一呼吸いれて、HPなどで確認を されてから行動に移す。 今すぐも大切ですが、これからも大切だと思えるのです。 ============================= ■地震のボランティア情報、現地情報 ■被災した方たちに 本当に有効な支援をするための情報 -------------------------------------------------------- 10/26 15:00の電話 小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っています。 現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。 そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。 小千谷市役所の正面に車を止めて、そのために、 救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、 ボランティアの人たちがせっせと現場に物資を運んでいますが、 報道陣は、それを手伝う気配すらありません。 心労と肉体的疲労が積もっている被災者のかたがたに、 当然のようにマイクを向け、24時間カメラをまわし続ける神経も さっぱり理解できません。 夜の寒さが厳しいです。お年寄りは使い捨てカイロをもむことすら できないので、「貼るカイロ」が必要です。 マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うのですが? 今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、 マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、 「毛布の配給ができないので、小泉さんが返るまで待つように」 という連絡が入りました。何のための視察なんでしょう?? 午前中にも、数名の政治家さんが小学校に来ましたが、 トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したところ、 「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」と、いわれたそうです。 いったいこの国は、どうなっているんでしょう.... 。 あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。 皆さんの声が企業を。行政を動かします。 マスコミはたよりになりません。 マスコミへは、支援活動の妨げとなり、被災者の心労を倍増させる 今の取材のやり方についての、抗議の声をあげてください。 あまりにひどい状況です。 --------------------------------------------------------

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