旅の空はうわの空 ~空感工房 ~

2006/12/08(金)02:47

「あこがれ」

ビデオにとっていた『のだめカンタービレ』をみた。 上野樹里のはまり役度がすごい!というので、 期待して見た。 が、のだめより、以外とそのまわりの俳優さんが いきいきしてるなと感じた。 特に学校ドラマ専業だった○太の変貌ぶりには特に驚いた。 冷静に自分のまわりを考えてみると、 のだめみたいな感じの人は、けっこういっぱいいるので、 あまり驚きがなかったなあ。 わたしの生活はマンガか? …ここでやめようと思いつつ、次に見たのは NHKドキュメント 『障がい者野球全国大会に挑む男たち』 …目を見張った。 れんしゅうシーンからはじまったが、 事故で右腕を失った二塁手がゴロをグラブに入れて、 ボールをポンと上にトスする間にグラブを外し、 左手で一塁に送球する。 その流れるような一連の動きは、手品を見るようだった。 障がい者野球というくくりでなくても、 そのプレイには憧れすら抱いてしまうほどだった。 オリックス時代のイチローと田口が ライトとレフト間で100mのキャッチボールをするのを見るのと同じ感覚だった。 すごい!ただそれを感じるだけだ。 その人はもともと右利きだったらしい。 どれだけの絶望と努力があったんだろう。 プレイのマニュアルもない。 だから障がいを越えるプレイを自分であみだす必要がある。 どんな苦労と練習があったんだろう。 そんなことを考えると涙腺はゆるんでしまう。 正直、まだまだ自分はさぼっているなと感じた。 表舞台には出ないけど、 愛せる目標のために日々活動し、 人の心を動かしてやまない人はまだまだいる。

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