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テーマ:マラソンに挑戦(5806)
カテゴリ:ウルトラマラソン情報
2020年サロマ湖100kmウルトラマラソンは中止となりましたが、例年サロマ湖対策をアップしているので、昨年の引用記事を掲載します。初めての方は来年に向けて役立ててください! 【疑惑!ギリギリランナーアート鈴木の走り方】 『本当は速く走れるのにわざとゆっくりゴールしている!』 先日も【走るリズムは一定に!】ということを書きましたが、クリニックでも必ず伝えていることです。 理想はペースの落ちないイーブンペースです。しかし維持するにはある程度の練習量と脚力が問われます。月間走行距離120km走れば多い方のアート鈴木では難しいのです。 なので前半は5km32分前後で無理せずに自然に貯金が貯まるように走り、20km以降の固形物が出てくるエイドで時間を使うようになり、そして45km以降のアップダウンが続くと38~39分台のラップへと下がっていくのです。 距離の経過を感じたくないので、【にらめっこするのは5kmごとのラップのみ!】35分以内なら貯金を繰り返します。 そして10kmを1時間10分以内で走っているので、 45kmでのラップは近年(上段)35分前後で進んでいます。 ポイントは【40分を超えていないこと】50km~80kmはキロ40分でいいのです。アップダウンのあるコースで歩きもエイドも利用して40分で収まっていれば、60km以降の登り区間が少ないコースでは40分以内をキープできると確認できているのです。 54km過ぎのレストステーションを利用する時間は そして60kmでのラップは走れる区間なので40分を超えることなく38分台が中心です。(この区間はエイドはありません)60km計測があってからのエイドになります。 そして僕の苦手なキムアネップ岬が63km手前から広がってきます。少しアップダウンもあり、エイド&魔女の森を抜けていく途中での65kmでは40分を少しはみ出してきます。 この辺りの距離が正念場です。レストステーションでの休み過ぎが響く方や、約8時間を動いてきて集中力も下がってくるところです。脚も徐々に重くなってくる距離になるでしょう。しかし80km手前まではとにかく平坦なので歩いている理由はないんです! 僕自身はこの魔女の森から【秘技電柱走り】を繰り出しています。そこでなんとかエイドを含み、5km40分以内を死守するようにリズムを作り出します。走れる人とはここで離れてしまうんですね。 70km以降もただひたすらの平坦と、真っ直ぐな道。ここで【気持ちのスイッチを入れ直し】80kmへ向かいます。途中74km手前の鶴賀リゾートではお汁粉やそうめんがあり、椅子もたくさん並んでいるので休みたいところですが、僕は遅くても9時間10分までには出発するように意識しています。9時間20分で75kmをクリアすれば80km10時間が見えてきますよね。 75km~80kmのラップが45分を超えていなければ、ここからは9分ペースで良いわけですから、【走るリズムは一定に!】落ちてきたなりのリズムで【秘技電柱走り】を繰り返します。 歩き続ける余裕はありません。ワッカの中も細かいアップダウンが繰り返されます。【歩く坂と走る坂の見極めを】しっかりすることで、周りが歩いていたとしても走れるはずです。 ワッカ原生花園ではアート鈴木は見知らぬ人にも『ガンバです!ラスト!ナイスラン!』と声を掛けます。こちらが歩いている時にもそんな声掛けをしているので相手からは『お前が頑張れよ!』と言う感じですが(笑) 自らを奮い立たせるためにもこの声掛けは必ず行います。皆さんも是非ハイタッチや笑顔で応えてください! 記しているように僕は【秘技電柱走り】です。 ワッカの中で僕を見掛けてたり、追い付かれても焦らずに自分のペースを守ってください。 ここで忘れていけないのは【歩いている時には補給ポイント】ただ歩いているのではなく、エイドがない場所での補給が次に走れるための準備です!置いて行かれないためにも補給を疎かにしないで下さい! ワッカの折り返してからが向かい風です(例年は。昨年は逆でしたが)冷えたカラダを温めるには【走る・着る・食べること】しかありません。エイドの水分補給では温まらないので、後半も食べられるようにしてくださいね。 80kmを10時間以内であればキロ9分で間に合います。 歩き続けると1km11分掛かります。【歩く坂と走る坂の見極めを】してゴールを目指しましょう! そしてゴール制限時間ギリギリに帰ってくるアート鈴木を是非迎えてください!(笑)必ず今年も笑顔でゴールしますから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.22 12:25:40
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