未来

お前に捧ぐ歌
気持ちを伝える事が
不器用な俺だからさ

ah


もう何年経った？
お前がいなくなってから

あの時笑いあったお前はもういない
あの時の時間は今でも忘れない

今でも思い出す　ふとさ
知らないうちに涙が流れて　我慢してた想いが溢れて

まだ受け入れられてないのかな
まだ寂しさを感じているんだろう

毎年行くお前の名前が刻まれた石
いつも泣く　お前のその名前の前で

この世の中　いつでも自らの命絶つやつ減らない
そんなやつらの命をお前にやれたらって想う

このご時勢　いつも生きたいやつが死んで
　　　　　　いつも死にたいやつが生きて


この世からいなくなっても
お前は俺の永遠のダチだよな

雨の日胸がざわざわする
なんか嫌な予感して
落ち着かなくて
そんな時にあった電話
すぐ出ると頭が真っ白になった

全部嘘だろう　そう想うよ
携帯から流れるその言葉
心臓が叫んでいた

走ったいわれた病院まで
一秒がすげー長く感じて
雨が全て止まったように見えて
自分以外の時間が全て止まって

やっと着いた病院の部屋の前には
おまえの母ちゃんがいて
泣きながら全て話してくれた



全部嘘だろう　そう想うよ
携帯から流れるその言葉
心臓が叫んでいた


悔やんで　責めて　責めて　自分を責めて
どんなに悩んでも答えは出なくて　言葉は出なくて
出るのはうざいくらいの涙

一緒に夢を叶えようって
また明日遊ぼうって

それはあいつがついた
最初で最後の嘘だった


この季節　春夏秋冬
お前が見れたのはたった１８回
俺はもう２１回目の春夏秋冬だよ

なぁあと何回見れるんだろうな？

ごめんな　そこに行っちまう前に会いにいけなくて
言葉は出ないよ　涙しか出ないから

許せよ　　お前の嘘はエープリルフールにしちゃ辛すぎるから






気がつくともう一年終わりそうだ　外の窓を開けて
太陽の光が目を着く　眩しいって
今日も一日が始まったよ
お前が迎えられなかった今日を





来年も行くから
きれいな花を添えに