三清茶をご存知ですか?
早いもので、今日から3月。お茶好きとしては、新茶の出来が気になってしまう季節に入りました(^^)中国茶の新茶といえば、やはり何と言っても、清明節前後の龍井茶が主役になってきます。清朝の乾隆帝が大好きだったお茶で、はるばる北京まで清明節に間に合うように届けさせたという逸話は有名ですね。さて、ここでクエスチョンです。(唐突に、世界・ふしぎ発見!風w)現在のように物流が整っていなかった時代に、船を飛ばしてはるばる北京まで届けさせた新茶。そんな貴重なお茶を、乾隆帝はどうやって飲んでいたのでしょうか?ちゃりらりらりらりらーさあ、スーパーひとし君で挑戦の黒柳さ(長くなりそうなので以下略・・・ご興味ありませんか?色々な文献によれば、”三清茶会”というのをやっていたらしいのです。三清茶(さんせいちゃ)”三清”というのは、三つの清らかなものを指すのだそうです。それは、梅の花と松の実、そして佛手柑(ぶっしゅかん)です。どれも縁起の良いものであります。この3つ+新茶の龍井茶で作るのが”三清茶”なのですが、はてさてどんな味なのか。気になるところですよね。そんな三清茶を実際に作って飲んでみるお茶会を、4月4日(日)の清明節の午後にやるのだ、と3ヶ月ぶりに訪れた今古茶籍さんで聞きました。おお、今年の清明節は日曜日だったかと、この時始めて気づきまして、いやー、そりゃ是非やってくださいよ!・・・と、言ったんです。簡さんに。でも、冷静に考えてみると、その時期、簡さんは仕入れで日本に居ないはずなんですよね。そしたら、だから、あなたやってよという、まさかの”振り”が来てしまいました((((((^^;そのかわり、原材料となる梅の花や松の実、佛手柑は簡さんが責任を持って探してくる、と。”雪山の山奥にあるのを取ってきて♪”とか、現地に指示を出しているようで、とんでもないコダワリの材料が日本に届くようです。講師役は、簡さんの旦那さまの百大先生が日本にいるので、色々教えてくださるそうです♪・・・なんか、すっかり外堀を埋められてた気分なんですが((((((^^;そんなわけで、 前半は解説付きで三清茶を実際にみんなで作って、飲んでみる。後半は新茶の龍井をそのままでたっぷり楽しもうという清明節ならではのお茶会を、やってみたいと思います。時間は、午後の2時ぐらいから始めて1時間半~2時間ぐらい。三清茶の1回分のお土産をつけ、会費は3,500円でどうかなあと思っています。三清茶だけでなく、ピュアな新茶の龍井も堪能できますし、1年のお茶シーズンのスタートには、ぴったりのお茶会ではないかと(^^)ちなみに今古茶籍さんの龍井の新茶が届いていれば、少量の販売ができるかも、とのことでした。2月中頃の寒波の影響が心配されますが、美味しいのが届くと良いなあと思います。#ちなみにネットショップで数量限定の予約販売をしています。・・・とまあ、こんな経緯でお茶会をやろうと思っているのですが、参加してみたい方は、どのくらいいらっしゃるものでしょうか?人数が多いようであれば、広い会場を確保してみようと思っています。確定でなくても結構ですので、「面白そう!」「行ってみたい!」と思われた方は、ぜひぜひ簡単で結構ですので「行きます!」とコメントくださいませ。詳しい内容は、決まり次第アップいたします~。* * * * * *ちなみに、私、古いお茶で事前に飲んでみました。春を思わせる本当に爽やかでカラダが浄化されるような、美味しい飲み物でした。これ、新茶だったら相当美味いと思います(^^♪清明節は三清茶で!