|
テーマ:オール台湾!(1520)
カテゴリ:旅行
さてさて、まだまだ続く台湾旅行記です(苦笑)
昨夜は遅くまで新純香さんでお茶を飲み倒れた、あるきち。 明けて5日は、台湾新幹線の開業日。 こんな歴史的な日に台湾にいる私はすごくラッキー♪ これは乗ってみるしかないでしょう! …ということで、まずはMRTで台北駅へ向かってみます。 このときは、まだ台北に乗り入れていなくて、隣の板橋駅からしか乗れませんでした。 とはいえ、切符は台北駅でも買えるようなので、台北駅へ行ってみたのです。 台北駅の高速鉄道の券売機の前には、、、 人がいない。。。(-_-) 初日なのに??? ヒジョーに嫌な予感がしましたが、構わず券売機へ突撃してみます。 すぐに暇そうにしていた案内係の3人に取り囲まれました。操作法を教えてくれるようです。 あるきち:今日の買えます? 案内のお兄さん:ごめんなさい・・・今日のは無いんです。 ・・・残念ながら歴史的な台湾新幹線乗車はならず。。。(T_T) あとで聞いてみたら、オーバーブッキングがあったりして、乗車券の販売を中止したのだとか(-_-) 相変わらず、お騒がせしてくれます。台湾新幹線。 仕方ないので、気を取り直して、九【イ分】に行くことにしました。 九イ分 台湾映画界の巨匠・候孝賢(ホウ シャオシェン)監督の作品『悲情城市』の舞台となり、一躍有名になった観光地です。 ↑台湾好きとしては、思わずDVD買っちゃいました(^^ゞ ここは、台北から1時間ほどと程近い場所にありますが、かつてはゴールドラッシュに沸いた街です。 今の日本の炭鉱の街がそうであるのと同じように、交通は不便で金の採掘が下火になると、街は忘れ去られた存在になっていました。 そのせいか、当時(=日本統治時代)の面影を残す街並みは、どこか懐かしさすら感じさせます。 さて、この『悲情城市』は、大変に有名な映画で、九イ分の街並みに代表されるように映像も美しく、トニー・レオンを筆頭に役者の演技も悲哀が現れていて、フツーに見ても楽しめる映画だと思います。 …が、歴史背景を知ってから見ると、なかなかスゴイ映画だということに気づかされます。良くこんな映画をあんな時期に上映(撮影)出来たな、と。 #でも、その話になると長くなりそうなので割愛… とにかく、その映画で一気に注目を浴びた風光明媚な観光地。 それが九【イ分】です。 えっ?私が、ここに行く理由ですか? そりゃー、景色を楽しむのと、小吃を食べるのと、茶館でお茶を飲むのが目的でしょう。 #ここには、あるきちの観光地選び3点セットが揃ってる(笑) ということで、台北駅から、またもや各駅停車の旅です。 今度は、台北から東へ向かいます。 目指す駅は瑞芳(ルイファン)。 ここで降りて、バスに乗るのが九イ分へのメジャーな行き方です。 #台北から直行バスもあるらしいですが、至るところに止まるようなので、お勧めできませんねぇ。 列車ですが、基隆行きでは、たどり着かないので気をつけましょう。 東部幹線に入る各駅列車に乗り込みます。 …乗ってみたら、こんなにローカルな列車ですが、結構、日本人が乗っています。 #案の定、みんな瑞芳で降りました。 この路線は、八堵を過ぎると、山の中を縫ってどんどん入っていくので、かなりのローカル線気分が味わえます。 途中までは、住宅地を走る郊外の列車っぽいのですが、途端に景色が寂しくなります。 そんな電車に乗車すること、50分ほど。 瑞芳の駅に到着です(^o^)丿 しかし、天気は今ひとつ…(-_-;) 冬の台湾北部は前線が停滞する関係で雨が多く、特にこの近くの基隆は雨の街としても知られているほど、雨が多いので、まあ、こんなものなのかもしれません。 さて、駅を出て、バス停へ向かいます。 駅側にあるこのバス停は、反対方向に行ってしまうので、道路を渡ってスーパーマーケットの目の前のバス停に並びます。 さて、初めての九イ分はどんなところなのか?美味しい小吃とお茶にはありつけるのか? …続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行] カテゴリの最新記事
久しぶりの台湾旅行記ですね!
>昨夜は遅くまで新純香さんでお茶を飲み倒れた、 いつの昨夜だ…(^-^) あるきちさんと赤い糸でつながれているがごとく 同じ店、場所を訪ねている私ですが、 九イ分と鶯歌はまだです。次回には是非と思っています。 ところで、「悲情情市」に出てくるかわいいおじいちゃん (候監督の他の映画にも登場する李天禄さん)に なんとモロッコで出会ったことがあります。 モロッコを一人旅していた時、日本人観光客らしき一団がいたので、 「日本語で解説聞けるかしら~」 と近づいていくと、中国語で話しかけられました。 なぜかとっさに 「我是日本人」 と答えてしまったら、 「あーにほんじんですか~」と。 台湾人の年寄りがいたからです。 話を聞くと台湾の人形芝居の一座がモロッコ政府から招かれて各地を廻っていたそうです。 その中にあのおじいちゃんがいたのです。 その日一日、夕飯までご馳走してくれて とっても親切にしてもらいました。 あの映画のおじいちゃんと気づいたのは ずっと後になってからですが。 とお茶とは別の話になってごめんなさい。 続き楽しみにしてます。 (2007.03.03 02:44:50)
新幹線、残念でしたね。
切符の販売でもそうとう混乱状態が続いていたみたい、 悲情城市ってDVDあるんですね、早速買ってみます♪ おぉ、瑞芳駅!私も今回の台湾行きでここで乗り換えしました。 各駅電車、かなりローカルで楽しめましたよ~! (2007.03.03 09:57:50)
九イ分!憧れます~。
一度行ってみたいです。 やっぱり「非情城市」をみたからなのですが、あのレトロな雰囲気を見てみたいです~。 小吃とお茶にありつけたのか、次回の続きが楽しみです!! 新幹線、乗られなくて残念でしたね・・・。 でも、乗ってたらダブルブッキングなどのトラブルに巻き込まれていたかも?! (2007.03.03 21:32:56)
ハイ、久しぶりの台湾旅行記です。
しかし、李天禄さんにお会いしていたとは、これはスゴイ! しかもモロッコですか~。 旅の縁とはなかなか不思議なものですねー(^^♪ (2007.03.04 22:38:39)
いやはや、だからぽっくんママさんがスゴイなー、と思うのです。
初日に乗車した日本人はホントに少ないと思いますよ(^^♪ 悲情城市(→私のパソコンでは一発変換すると、「非情上司」と出ます(笑)は、DVDで購入したので、たまに見返しますね~ (2007.03.04 22:42:22)
九イ分、結構、観光地観光地していますが、さすがに雰囲気のある街ですよ(^^♪
美味しい小吃と美味しいお茶を楽しめましたので、次回の日記をご期待ください^^ (2007.03.04 22:43:54)
あるきちさん
こんにちわ! 「非情城市」懐かしいですね。 当時トニーレオンは北京語が話せず、聾唖者の役になったそうです。 ところで「魯氷花」(ルービンフォア)という映画ご存知ですか?「非情城市」と同じ年の作品で台湾の貧しいお茶農家の息子と新任の教師のお話です。文部省特選にしたいとても良い作品です。大昔NHK教育の世界名作劇場でたった1回放映されました、日本でもレンタルビデオを見たこともありますが、台湾の大きなCDショップ行けばこのDVDは必ず置いてあります。たしかNT$99くらいでした。英語の字幕はついていませんが、国語のわかるあるきちさんなら理解できると思います。 但し、リージョンコードの関係で日本のDVDプレーヤーでは再生できません。リージョンフリーのプレーヤーで是非ご覧ください。「非情城市」の長男役の役者さんも出ています。 (2007.03.05 16:54:27)
さすが、chinadiaryさん。お詳しい。
悲情城市のDVDで候孝賢監督が、起用の話をインタビューでされていたので、「なるほど広東語だもんね・・・」と感心してました。 「魯氷花」、初めて聞いたので、次回ちょっとチェックしてきてみます。 ついでにリージョンフリーのDVDプレイヤーでも探して来ようかと(^^ゞ (2007.03.08 01:18:28) |