中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

2007/04/09(月)02:02

最近の定番茶-杉林渓烏龍茶

お茶(261)

最近、我が家&職場で大車輪で活躍中のお茶がこちら。 杉林渓烏龍茶 年始に、林華泰茶行で1斤ほど買ってきたものです。 何しろここのお店は問屋なので、試飲もできずに買って来たので、 「値段も値段だし、果たしてどうかしら?」 と思っていたのですが、帰国してから飲んでみたら、これが期待以上に大当たり(^^♪ 香りもさることながら、杉林渓らしいしっかりした味わい。 何より、甘さがじっくり楽しめるお茶だったのです♪ とはいえ、仰々しいことはなく、普段飲みとして飲めるような気軽さのあるお茶です。 これ、スゴク重要です。 大体、家では蓋碗でじっくりと、職場では茶漉しつきマグカップで飲むのですが、この両方に対応できる茶葉というのは案外無いのです。 例えば、梨山や福寿山などは、それこそ口の中が聞香杯状態になるくらい鮮烈な美味さと香りのあるお茶なので、家でじっくり飲むのには最適な至福のお茶なのですが、これを職場の茶漉しつきマグで淹れても、何となく雰囲気がなくて美味しくない(苦笑)。 そして、何より、 勿体無い・・・(-_-;) という気持ちが勝ってしまって、どうにも楽しめないのです(高いですからねぇ・・・)。 しかし、職場でお茶を飲むタイミングは、大抵は仕事が一段落した時、あるいは気分転換という要素が大きいので、折角なら美味しいお茶を飲みたいのです(^^ゞ 今まで色々なお茶を試してみましたが、どのお茶も、帯に短し襷に長し状態。 そんな折に、このお茶を、茶葉を少なめにサラリと淹れてみたら、美味い(^^♪ サラリと淹れると、しっかり感のある味の中でも、甘みがかなり特徴的に残るのです。 これがマグカップ茶には最適。 疲れた気分の時でも、この甘い口当たりのお茶を飲むと、思わずニヤリとしてしまいます(^^ゞ(←危ないヤツ?) それでいて、仕事の手を止めないぐらいの美味さ。丁度良い加減です。 このお茶、しばらく我が家の定番になりそうです(^^♪ 今日のお茶:杉林渓烏龍茶(林華泰茶行)、極上東山碧螺春(華泰茶荘)、蜜香烏龍(意翔村茶業) お茶メモ:杉林渓烏龍茶 台湾の南投縣竹山鎮にある杉林渓茶区で生産される高山烏龍茶です。 杉林渓は、凍頂烏龍茶のふるさと鹿谷郷から、さらに山奥に入っていき一山越えたところにあり、茶区の標高は1600m~1800m程です。 杉林と竹林の中に茶畑があり、午後になると深い霧に包まれるという生育条件からか、独特の味わい・香りの個性を持った高山茶として知られています。

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