中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

2007/08/03(金)00:35

肉桂

お茶(261)

気づけば、もう8月。 年々、月日が経つのが早くなっている気がします(苦笑) 今日のお茶は肉桂。 ・・・茶葉をご覧になって、不思議に思われる方もいらっしゃるかも。 丸まってる 肉桂というと、武夷山の岩茶の代表品種ですが、実はこれは台湾産。 台湾の南投縣で栽培された肉桂品種のお茶です。 意翔村茶業で、店主の陳さんのイチオシということで購入したものです。 台湾に持ってくると製茶の仕方も違うのですねぇ。 やはりこのお茶、香りが命なので、蓋碗で入れてみます。 聞香杯に移してみると圧倒されるような香り(^^♪ 発酵度が高い分、熟した果物系の香りなのですが、岩茶で覚えのある香りも。 この香りは、肉桂の品種特性なんでしょうねぇ。 お味ですが、後口がとても甘い♪ 美味しいお茶です(^o^) このお茶、2煎目ぐらいまでは、ホントに香りも鮮烈。なかなかインパクトの強いお茶です。お茶会の中で、ちょっとアクセントをつけるのには良さそうです。 煎を重ねていくと、少し落ち着いてしまいますが、味が破綻することもなく、なかなかしっかりした味のお茶です。さすが、陳さんの目利きしたお茶ですね。 でも、武夷山の肉桂とは、やはり違います。 製茶の方法なのか、土(武夷山は岩か)の味なのか。 お茶もワインと一緒で、テロワールがあるんですねぇ。 似ているんですけど、別物に仕上がっています。 少々暑いので、冷茶にもしてみました。 これまたさっぱりしていて飲みやすい(^^) 台北の意翔村茶業に行かれたら、肉桂。 試してみても良いと思いますよ(^o^)/

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