2007/08/03(金)00:35
肉桂
気づけば、もう8月。
年々、月日が経つのが早くなっている気がします(苦笑)
今日のお茶は肉桂。
・・・茶葉をご覧になって、不思議に思われる方もいらっしゃるかも。
丸まってる
肉桂というと、武夷山の岩茶の代表品種ですが、実はこれは台湾産。
台湾の南投縣で栽培された肉桂品種のお茶です。
意翔村茶業で、店主の陳さんのイチオシということで購入したものです。
台湾に持ってくると製茶の仕方も違うのですねぇ。
やはりこのお茶、香りが命なので、蓋碗で入れてみます。
聞香杯に移してみると圧倒されるような香り(^^♪
発酵度が高い分、熟した果物系の香りなのですが、岩茶で覚えのある香りも。
この香りは、肉桂の品種特性なんでしょうねぇ。
お味ですが、後口がとても甘い♪
美味しいお茶です(^o^)
このお茶、2煎目ぐらいまでは、ホントに香りも鮮烈。なかなかインパクトの強いお茶です。お茶会の中で、ちょっとアクセントをつけるのには良さそうです。
煎を重ねていくと、少し落ち着いてしまいますが、味が破綻することもなく、なかなかしっかりした味のお茶です。さすが、陳さんの目利きしたお茶ですね。
でも、武夷山の肉桂とは、やはり違います。
製茶の方法なのか、土(武夷山は岩か)の味なのか。
お茶もワインと一緒で、テロワールがあるんですねぇ。
似ているんですけど、別物に仕上がっています。
少々暑いので、冷茶にもしてみました。
これまたさっぱりしていて飲みやすい(^^)
台北の意翔村茶業に行かれたら、肉桂。
試してみても良いと思いますよ(^o^)/