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テーマ:オール台湾!(1521)
カテゴリ:旅行
三峡からバスに乗って、鶯歌へ向かいます。
直線距離で3km~4km程だったので、一瞬「歩くか?」と思ったのですが、暑さ&荷物の重さでフラフラになっていたので止めておきました(^^;) 15元払ってバスに乗ります。 三峡からは台北へ向かうバスが多いみたいです。さすが台北縣。 乗る路線はバス停で要確認ですね。 乗車して、高速のインターチェンジと橋を越え、ものの10分ほどで見覚えのある鶯歌の陶瓷博物館が見えてきたので、ここでバスを降りました。 三峡から来ると、ここが鶯歌の街の入り口なのです。 で、向かったのが、おなじみのこちらです。 陶作坊 文化店 狙いを定めていたのは、焼水壺の大きいやつ。 小振りなものは昨年購入して持っているのですが、これで茶藝の試験をやったら、少々失敗しまして。 580ccでは茶器を温めるお湯を考えると、人数分のお茶を3煎淹れることは、まず不可能。 なので、試験中に電気ポットから注ぎ足し注ぎ足ししていたのですが、お湯の温度がひどいことになっていた(=ぬるかった)ので、お茶の味は...(-_-;) という手痛い経験をしていたので、大きいのが欲しかったのです(単なる練習不足の言い訳) #ま、私は人前で茶藝をすることは当分無いんですけどね。備えあれば憂いなし、というか(←秘技・都合の良い解釈) コンロも、できれば芯のあるアルコールランプではなくて、火力可変式の芯が無いタイプが欲しいなぁと。 お店に入ると先客のご夫婦がいて、お店の小姐は接客中だったので、まずは店内を物色。 アウトレットでも問題ないなぁ、と目星をつけました。コンロも大きめの火力可変式のがありました。 さらに狙っていた欲しいものを発見♪ 他にもピュリアンシリーズが充実していたり、香炉があったり、ネズミの形をした茶壺が置いてあったりします。 子年限定のネズミ型茶壺は、数量限定生産でロットナンバー付きなのだそうです。 そうこうしていると、店員さんとお客さんがなにやら話をしています。 ご主人:彼は良いの? 店員:多分日本人だから。。。 あ、なんか言ってる・・・ あるきち、くるりと振り返る。 店員:國語分かるの?(驚) 言葉が(多少)分かるとなれば、お茶好きは際限なく話が弾みます(^^;) お客さんを交えて、”日本朋友”と呼ばれながら紅茶・プーアル茶をカプカプ飲むこと2時間・・・ 結局、あるきちが購入したものは、こちら。 焼水壺(窯変)1300cc 焼水壺でも、窯変(ようへん)のあるものです。 このぐらいの量があれば、野点もできるかも(^^) それから、 火力調節機能付きコンロ 昔は小さいものだけだったのですが、大きめの火力調節機能付きも出たようです。 私が行ったときは、アウトレットで並んでいたのは、この色の1台だけでした。 アウトレットものの中には、アルコールの蓋をする部分が緩みやすいものもあるそうで、買う際にはこの辺をチェックさせてもらった方が良いと思います(お店の小姐に教えてもらいました)。 これの火力調節機能はあんまり大したことはないのですが、芯がないので、芯の耐久性を気にしないで良いというのが優れています。 具体的にはこんな感じ。 上の方に穴の開いている部分がありますが、ここから気化したアルコールが出てきて火がつくわけです。 網のようなものがかかっていますが、これは屋外で使うときに使うのだそうです。 屋内では使わないのだとか。 ・・・知らなかった(^^;) このタイプのコンロは、火をつける際にアルコールが気化するまで、金属のパイプ部分に1分間(お店の小姐の話)ほど火を当て続けなければなりません。 なので、最初に火をつけるときは、ちょっと心配になりますね。チャッカマンが必須です。 ちなみに値段は敢えて書きませんが、台湾の定価の6割引きです。日本で買おうとすると・・・(自粛) これに受け皿の台として、こんなお皿を購入。 商品名は小茶盤なので、茶盤がわりにもなりそう。 これらをセットで使うと、こうなるわけです。 で、もう1つ、正規品で購入したのがこちら。 茶炙 これ、狙ってたんですよ(^^) こちらは正規品なので定価の12%オフ。 日本でいうところの焙烙(ほうろく)ですね。お茶の焙煎に使います。 蓋を開けるとこんな感じ。 小さいので大量に焙煎するのには向きませんが、ちょっと古くなったお茶をすぐに飲む分だけ焙煎する用途には使えそうです。 火力可変式のコンロにも乗るので、勉強用に使いたいと思います。 #焙煎は温度コントロールが命ですので、これはあくまで遊び道具ではありますが。 実際にコンロとセットで使おうとするとこんな感じになります。 この茶炙には、手持ちの小さいコンロがぴったりのようです(^^) これらを日本まで持ち帰るということで、かなり念入りにパッキングもしてもらいました。 包材を詰めまくられて、あっという間に大荷物の一丁上がりです(((((^^; うー、鶯歌巡りをするつもりでしたが、ここで打ち止めですね。 最初に陶作坊に行かなきゃ良かったかも(^^;) #でも、一番手前にありましたからねぇ。素通りするわけにも行かないし。 そんなわけで、陶作坊から文化路を駅方面へ直行します。 とはいえ、このまま鶯歌を去るのも惜しい・・・ので、途中、chinadiaryさんから情報を頂いていた鶯歌駅横の胡椒餅屋さんに立ち寄ります。 このお店は、2種類の胡椒餅を扱っているようです。 看板にも、五花肉と赤肉とあります。 五花肉は豚バラ肉(皮に近いところ)なので、少し脂身が多めでコラーゲンたっぷり。赤肉は、おそらく赤身肉でしょうね。 #私、食べ物関係の中国語”だけ”は良く覚えているのです(←食い意地が張っているともいう) ただ、私が行ったタイミングは、あいにく赤肉の方しか焼き上がったものがなかったようで、赤肉胡椒餅を購入。 赤肉胡椒餅 渡される際に、お店のおばさんから、にこやかに「中、熱いです(日本語)」と声をかけられました。 立ち寄る日本人が多いのかもしれません。 ちなみに、私が購入していたら家族旅行中の日本人のおじいさんが興味を示し、寄ってきました。 夜市を見ているとよく分かるのですが、日本人観光客で新しいものに興味を示すのは年配の方で、一番モジモジするのは大体お父さんですね(^^;) さて、早速食べてみましょう。熱々です。 お肉の旨味がびっしり詰まっています。肉自体の歯ごたえも十分。 胡椒の効きもちょうど良く、これはかなり美味しい(^^♪ #食べかけの画像ですみません・・・ うーん、次回は五花肉の方も食べてみたいですね~ ということで、鶯歌駅へ到着。 ここから電車に乗って、台北へ戻ります。 これは鶯歌駅の大茶壺。 桃園→大溪→三峡→鶯歌→台北と公共交通機関を乗り継いできましたが、要した交通費は、わずかに129元(日本円で500円弱)。 懐かしい景色と美味しい食べ物に出会える老街巡りは、リーズナブルで楽しい観光コースです。 台北の観光に飽き足らなくなった方は、是非お試しを♪ 鶯歌はいろんな意味で美味しい~(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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