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2008.05.30
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カテゴリ:旅行
美味しい冬片と不知春を飲まされ、「これは旨いわ」と納得していた、あるきち。

しかし、まだ甘かった。
お茶の世界の端っこの壁が遠くに見えたようなつもりになっていましたが、その壁はあっけなく、ベルリンの壁のように崩壊しました(苦笑)

林さん:混ぜてみて。

あるきち:へっ?

林さん:半分ずつ混ぜて飲んでみて。その方が美味しいから。


ブ、ブレンドですか?

「いや、こんな良いお茶ブレンドするなんて、勿体ないんじゃないの・・・」

と思いながらも、ブレンドしてみます。

で、一口。


ゴクリ



にゃーーーーー猫


圧倒的にこの方が美味しい(ToT)


それぞれ特徴のある味わいのお茶なので、一緒になった時の味のイメージは、ある程度頭の中にありました。

しかし、ブレンドしてみたお茶は、全くの別物!
お茶の味わいの厚みがものすごいのです。
独唱でも素晴らしい歌手同士がデュエットしたようなものでしょうか。(私の中ではこういうイメージ


林さん:1+1が3にも4にもなるでしょう。

あるきち:なります。なります。これはスゴイ。

林さん:ブレンドでお茶の成分同士が微妙な変化を起こすの。だから、お茶の出来が多少悪い時でもブレンドの技術があれば良いものを作れるの。


うーむ、私、今までブレンドというのは、ある種”混ぜもの”的な悪いイメージしかなかったのですが、こういうお茶を飲むと考えが変わります。良いお茶を、ブレンドでさらに美味しくすることもできるんですね。


しかし、ブレンドとは恐ろしい世界を垣間見てしまいました。

お茶の種類だけでも、圧倒される台湾茶・中国茶の世界。
これに季節別、品種別、産地別、発酵度別、焙煎の違い、それから陳年茶なんてものがあり、それだけでクラクラしているのですが、さらにブレンドとなれば、組み合わせは無数に、それこそ星の数ほどあります。”お茶を理解しようなんて、土台無理!”と諦めたくなります。
うー、これだからお茶の世界は怖い(^^;)

・・・でも面白いんだよなぁ(^^)



実は、既にこの時点で2時間が経過w
予定時間オーバー?
しかし、目当ての東方美人を手に入れなければ、帰れません。

ということで、東方美人を頼んでみました。
新茶は芒種の頃にならないとできないので、当然、去年のお茶です。
しかし、東方美人は寝かせて美味しいので気になりません♪


でも、前々回来た時は、イマイチだったんですよね。
しかし、今回のは良さそうです。林さん、自信たっぷり。

林さん:2種類あるから比べてみて。下のでも十分だよ。

あるきち:先生は坪林で仕入れてるんでしたっけ?

林さん:そう、坪林の標高の高いところね。

あるきち:新竹とか北埔のは入れないんですか?

林さん:昔は入れてたけど、向こうのはウンカを使わずに、発酵だけで香りを作ってたりするでしょう。農薬使っているところもあるし。森の中で丁寧に育てられたものが良いの。そうなると坪林。


うーん、全ての畑がそうではないでしょうが、確かにその通りですね。
私も、どことは言いませんが、東方美人の産地で農薬ぶん撒いている現場や不自然に下草のない茶畑(除草剤を使っていると思われる)を見たし。
東方美人という名前だから、ウンカがついている・無農薬という思い込みはいけないですね。
市場に出回っている安価な東方美人は、大体、”製法美人”ですから。
#発酵だけでも十分に美味しいのもあるのですが、本来の味とは大分違います。戻りの甘さが出ないんですね。


本当に良い東方美人は、茶葉を見ればすぐに分かります。
白毫烏龍茶と呼ばれるぐらいですから、産毛のついた白毫があるのはもちろんなのですが、色々な色の茶葉が混じっているのです。
別名・五色茶とも呼ばれる理由も分かる気がします。

林さんに見せてもらった茶葉も、グレードの比較をしてみると、高いやつの方が確かに茶葉の色に豊かさがあります。
でも、どちらも市場に出回っている東方美人と比較したら、その質の高さは一目瞭然です。


・・・これはどちらも美味いはず(直感)


結果は大当たり(^o^)/

お茶を茶海がわりのお椀にあける時に、既に良い香りが!

どちらのお茶も香り高く、戻りの甘さもあります。

ただ、やはりグレードの高い方が、味わいの厚みと戻りの甘さが強め。
比べちゃうと、やっぱり良い方が欲しくなります(^^;)


・・・と、ここでサッサとお会計して帰れば良かったんですよ。

しかし、その後、林さんが、某老舗茶荘の話やら某観光客向け茶荘の話を始めたので、大議論を展開してしまいました(反省)
途中で切り上げるタイミングを見計らっていたのですが、議論が一段落して、間が空くとすかさず「こんなお茶がある」とサンプルを持ち出され、それを味わい・・・なーんてことをしていたら、あっという間に、夜7時。

お店に来てから、5時間ですよ(T_T)
#すっかり日本向けの卸がメインになってしまったので、お客さんが誰も来なかったのですね。林さん本人は、「一般観光客大歓迎」なのですが。

この時間まで来てしまうと、残念ながら、意翔村の閉店の時間に間に合いません。

仕方ない。こうなりゃ、とことん話すか。

と、覚悟を決めた、あるきち。

話題は、日本の中国茶マーケットの状況やら農薬検査の話などにも及びます。
#一体、私は何者だ・・・

そんな話をしていましたら、林さん、日本人には秘伝中の秘伝にしている焙煎の技術を教えても良いという話をしてきます。何でも教えてやると。

・・・それは、私に「弟子になれ」ということですか(^^;)

焙煎には興味がありますが、そこまで行くとお茶を本業にしないといけなくなります。
残念ながら、今のところ、その気はないのでヒラリとかわしておきました。ご興味のある方、いかがですか?(爆)
#とにかく、いろんな人に「お茶の理論を教えたい」と思ってらっしゃるのです。本気で勉強したい方は、冗談抜きでお元気なうちに、たくさん聞いておいた方が良いと思います。話は長いですが、出し惜しみしない人なので、勉強にはなります。


この後、林さんに近くの精進料理のお店に連れて行ってもらい、ごちそうしてもらってしまいました(^^;)

で、もう一度店に戻って、今度は大陸中国の話と日本と台湾の政治経済情勢について、1時間半ほど議論...
さすがに帰らなければ、と最終的に店を出たのは、夜11時でした...orz
歩いて帰れるであろう、サンルートに泊まっていると言ったのが良くなかったのかも(汗)


結局、上園茶荘での滞在時間、なんと9時間!

確かに予定にないほど、ものすごく勉強にはなったのですが、実質2日間しかない台湾での日程を、ものすごく贅沢に使いすぎてしまったので、複雑な心境です(((((^^;
#ここには書けないことも、色々教えてもらったのです。

それにしても、空腹でお茶を飲み続けた割には、全然、お茶酔いしなかったのが、ここのお茶の質の良さを物語っていると思います。
ここのお茶は、品質が高いので高そうに思われるかもしれませんが、実は安いんですね。
グレードが同じなら、他の茶荘より2割ぐらいは安いと思います。その辺も魅力なので、私も通っているわけです。

美味しいお茶があって、日本語でお茶の知識も得られて、それでいてお値段が安い。
間違いなく良い茶荘のハズ・・・なんですが、新純香のように手放しでオススメできないんですねぇ。
なにしろ個性が強いですから、合う人・合わない人の差が激しすぎます(((((^^;


どうやら、最初に「時間がないんです」と言っておけば、話も短くなるようです。
本当に美味しいお茶を安く買いたい方は、ぜひ一度足をお運びください。きっと損はしないと思います。
・・・ただし、寛容な心でお話を聞いてください(^^;)


上園茶荘
住所:台北市吉林路408号
TEL:(02)2591-6881(不在時は携帯に転送されます)
営業:要電話確認。お店が開いていなくても、まず電話!です。



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あるきち、上園でお茶の海に沈む(^^;)







Last updated  2008.05.31 11:16:21
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