中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

2008/09/19(金)21:25

四季春

お茶(261)

台風が、ぬるーい空気を一緒に運んできたようで、妙に蒸し暑い。 こういうときは、スカッと爽やかなお茶で(←決してコーラではない) 四季春(しきはる)を淹れました。 四季春 パーッと軽快で爽やかな香りのするお茶。 その個性は、結構強烈。 しかし、このぐらいの方が、こういう天気の時には気分が良い♪ 香りだけではなくて、舌にはしっかり甘さが残っていく。でも、長くとどまらない。 スッキリ感があるお茶です。 四季春は、木柵の茶畑で偶然見つかった新品種。 香りの良さだけではなく、茶農家に喜ばれる品種特性があった。だから一気に広がった。 2月ぐらいから茶摘みができて、どんどん芽吹く。 とても成長力のある品種です。 年に7回茶摘みができるところもあるそうな。 そんなお茶だから、バリバリ機械摘みで、どんどん作れる。要は、生産性が良い。 これ、茶農家にとっては、とても嬉しい品種特性です。 だから、どんどん生産面積が増え、今ではベトナムでも作られています。 #天空烏龍茶に入ってますね。 生産性が良いから、安い。 でも、意外に美味しい。 コストパフォーマンスの良さこそが、四季春の最大の魅力。 気をつけることといえば、鮮度かも。 焙煎のかかっていない生茶ということもあるのだろうけれど、封を開けると、劣化するのがとても早い。 だから、一度開けたら、もったいぶらずにガンガン飲むべし。 劣化した四季春は、ハッキリ言って美味しくないです。 香りも飛んでしまっているし、雑味が出やすくなります。 そうなると、持ち前の個性の強さは仇に。 いがらっぽい、強烈に飲みにくいお茶になります(^^;) ちなみに、これ、彩香さんのお茶なんですが、1つだけ気に入らないことが。 商品名が凍頂烏龍茶になっていて、パッケージには四季春の記載が一切無いこと。 販売ページには、ちゃんと書いてあるんですけど。 凍頂烏龍茶という呼称は産地呼称なので、決して間違いではないんですが、四季春好き的には、品種の良さを認めてもらえていないようで、ちょっと悲しい。 四季春、胸を張って言える品種だと思うのですが。 四季春は美味しい♪  

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