中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

2011/07/08(金)23:04

台湾旅行記2011初夏(6)-安平にて

旅行(348)

烏山頭水庫→隆田駅→台南駅と戻って参りました。 既にお昼の時間ですが、バスに乗って安平まで出かけることにしました。 台南のバスは初乗車!なので、バス路線図をパチリと写真に撮ります。 あとはバスの車内で右側の席に陣取り、通過するバス停の名前を見ておけば、迷わずにすみますw ちなみに、料金は18元均一です。 小銭がない場合、20元入れてもいいですが、お釣りは出ませんのでご注意を。 さて、バスですが、妙に豪華なのが来ました。 観光バスみたいなのに、18元で乗ってます。 いいんでしょうか(^^;) 30分弱で安平古堡の最寄りのバス停に着きます。 「安平古堡は何度も見てるし~」と思ったのですが、何だか新しい建物ができてリニューアルしていたようなので、見学してみました。 こちら、その新しくできた熱蘭遮(ゼーランディア)城博物館です。 安平古堡というのは、中国的な呼び名ですが、元々このお城を築いたのは、オランダ人。 彼らの台湾での統治の中心となったのが、このお城・ゼーランディア城。 その後、明の復興を目指す鄭成功に攻撃されてオランダは降伏。 安平城と名を変えたというわけです。 この博物館には、そのオランダ時代の様子なども紹介されています。 今は市街地になっていますが、当時は周りは海だらけだったようです。 これらの建物は再建されたもの。タワーのような展望室もあります。 当時のもので残っているのは、こちらの古い壁のみとなっています。 ここに来ると、台南というのが昔から戦略的に重要な拠点だったことが分かります。 また、台湾の歴史にちょっと詳しくなれるかもしれません。 ちなみに安平古堡の向かいには、古い媽祖廟があります。 レンガ造りの洋風なお城の向かいに、このような中国的なものがある。 不思議なところです。 安平の街並みは古い街並みなので、なかなか趣があります。 ・・・と、観光よりも、ここは食事です。 まず足を運んだのがこちら。 陳家?捲 こちら、牡蛎のお店です。 メニューはこんな感じで、記入式。 中で食べるorテイクアウト、何をいくつ食べたいかを書いてレジのお姉さんに渡して会計します。 そうすると、番号の書かれたレシートを渡されます。 自分の番号が呼ばれたら、レジ横にあるカウンターで料理を受け取ります。 こんなファーストフード的なシステムを採用しております。 さて、こちらで食べたもの。 虱目魚丸湯(サバヒーだんごスープ) 台湾独特?のサバヒーという魚をすり身にしたお団子のスープです。 ここの名物らしく、テイクアウト用の冷凍だんごも売ってたりします。 白身ですが、味わいの深いお魚です。 これ、魚系のだんごの中では、かなり旨いと思います。 続いて、牡蛎の専門店ということで、こちら。 ?仔煎(かきオムレツ) ゴロゴロ入った牡蛎が新鮮で美味しいです。 さすが専門店! 続いて、看板メニュー。 ?捲(かきロール) 春巻きの皮的なものにかきが入っており、揚げてあります。 衣はパリッと仕上がっており、食べるとかきがジュワッと出てきます。 うぉ、これは旨い(^^) ちょっと甘いソースと溶いたワサビをつけていただくのですが、これは牡蛎好きの方にはぜひ召し上がっていただきたい! なにしろ、このあたりはあちこちでこんなふうに牡蛎の殻むき作業をしています。 やはり新鮮そうなところで食べるのが、海鮮ものはいちばんですね(^^) 陳家?捲 住所:台南市安平区安平路786號 営業:10:00~21:00 Web:http://www.cjkj.com.tw/ 通りの角にあり、分かりやすいお店です 続いて、やってきたのは通りの向かいにあるこちら。 周氏蝦捲 何店舗かチェーン展開しているお店です。 看板メニューは、やっぱりお店の名前通り、蝦捲。 昨日の蝦捲がちょっと物足りなかったもので、やってきてしまいました(^^;) こちらもややファーストフードチックなお店の作りになっています。 どうも、台湾の小吃店は当たると、ファーストフードみたいなシステムを取り入れるのが好きみたいです。 単価を上げずに効率良くこなすためなんでしょうなぁ。 さて、まずはスープから。 魚丸湯(魚だんごスープ) 先ほどのサバヒーが美味しかったので、こちらはどうかと頼んでみました。 うーむ、普通に美味しいです。 続いて。 花枝丸(イカだんご) 定番メニューのイカだんごを注文してみました。 うーむ、こちらも普通に美味しいです。 とりたてて特徴はないですが、塩胡椒をつけて食べると旨いですねぇ。 続いて、お目当ての 蝦捲(えびロール) こちらの蝦捲は、なんといっても皮のクリスピー感ですね。 とにかくカリッとしています。ケンタッキーのクリスピーチキンみたい(←表現が貧困ですみません)。 で、えびはかみしめるとジュワッと旨味が出てきます。 いやー、これはえび好きさんにはぜひ食べていただきたいッ! えび派の方は、こちらのお店。オススメです♪ 周氏蝦捲 老店 住所:台南市安平区安平路125号 営業:7:00-19:30 Web:http://www.chous.com.tw/ 通りの向かいに「総店」という大きいお店もあります。 「パリッ、ジュワッ」のかきに、「カリッ、ジュワッ」のえび。 とりあえず、この2軒はオススメですね~ ・・・えっ?昨日から揚げ物しか食べてないじゃないか、ですか(^^;) B級グルメ路線で行くと、どうしても、こうなっちゃうんですよね(爆) さて、安平からの帰りですが、このへんはタクシーが少ないので、バスをオススメします。 バス停は、さきほどの媽祖廟の通りを挟んだ向かい側にあります。やはり料金は18元です。 ちなみに帰りのバスは、普通のバスでした。 あとは、一気に台北に戻ります。 続く。

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