2014/06/20(金)23:07
台湾旅行記2014初夏(5)-意翔村で新刊本
大安駅から新しくできた信義線で台北駅方面へ。
次の大安森林公園駅で降ります。
ここの1番出口を出たら、ぐるりと左に旋回。
地下鉄出口とセブンイレブンの間の路地を入って、2つ目の通りを左へ。
すると見慣れた看板のある路地にたどり着きます。
お馴染みの意翔村茶業です。
残念ながら、陳さんは不在でした。
今回はお茶はほんの少しだけで、メインは店主・陳煥堂さんの著書を買いに来ました。
それがこちらの本。
『烏龍茶的世界』
まうぞうさんから情報をもらっていたので、買いに来たのです。
写真も多く、紙質が結構良いので、なかなか重いです。
持参したバネばかりで量ったところ1冊で500g弱あります。
本の定価は450元なのですが、お店に買いに行くと若干安い値段で入手できます。
そして、共著者さんと2人分のサイン付き(笑)
正直、内容をあんまり知らず、「ま、陳さんの新しい本だったら買っときますか」的なノリだったのでした。
が、ホテルに戻って、パラパラとめくって見たら、お茶の鑑定に関する内容が大変充実していて、とても勉強になります。
すごく良い本だな、と思います。
そして、表紙の帯にも「お茶屋が教えたくない茶葉知識」的なコピーが踊っていますが、
これ、ちょっとヤバいんじゃないか・・・
というぐらいの内容もw
たとえば、高山茶の産地ごとの生産コストや茶摘み人のコストなどを一覧表にしていたり、コンテスト茶への異論を唱えたり、ベトナムやタイなどで栽培されている境外茶の話もしています。
・・・業界的に本当に大丈夫なんでしょうか(^^;)
いずれにしても、この本を読み込んだら、台湾の烏龍茶事情については、だいぶ勉強になるのではないかと。
なお、後日、もう1冊追加で買いに行ったところ、今度は陳さんがいました。
「本が出たって聞いたので、買いに来た」というと、早耳だねぇ、という感じでした。
自慢の写真だと、お茶にカフェインの結晶が付いているページを見せられました。
確かにここまで綺麗にカフェインの結晶が出ている写真は見たこと無いかも。
これ、やっぱり貴重な本だと思います。
意翔村茶業
住所:台北市新生南路一段161巷6-2号
電話:02-2703-0394
営業:09:30~18:30
休業:日曜日
新しい最寄り駅は大安森林公園駅です。
続く。
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この本、早く読破しなきゃね(汗)