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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2016.02.05
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カテゴリ:旅行
入国審査の長い行列もあり、台北行きのバスに乗れたのは、午後5時。
金曜日の夕方ということで、嫌な予感はしていましたが、案の定、高速道路から断続的な渋滞に捕まります。

台北駅からMRTを乗り継いで、ホテルに到着。
この時点で、既に6時半過ぎてました。
午後出発の桃園着の便だと、やっぱり初日はほとんど動けませんね。


<金峰魯肉飯へ>
とはいえ、今回はとにかく時間が無いので、お茶屋さんを1軒攻略することにします。

その前に途中の中正紀念堂駅で降りて、金峰魯肉飯でご飯を食べていきましょう。
夕食時なので少し並びましたが、回転が速いので、10分もしないうちに席に着けました。

魯肉飯


やはりこちらが美味しいですね。
個人的には、刻んだセロリの入ったスープを飲むと「台湾に来たな」という感覚になりますw


<春點・Spring Pointへ>

お腹も落ち着いたところで、MRTにもう一度乗り、新店方面へ。
4つ先の萬隆駅で降ります。公館駅の次です。

1番出口を出たら右へ。
新店方面に歩道を進むと、1分ほどで右手にお店が見えてきます。

春點・Spring Point


春點さんにやってきました。


こちら、このブログできちんとご紹介するのは初めてですが、今回で3回目の訪問です。
リピートしているのには理由がありまして、非常に特色のある面白いお茶を扱っているからです。

とはいえ、写真のように、いわゆるお茶屋然としたお店では無くて、若い人がふらっと入って来られるような明るいお店。
入口には試飲台の代わりのカウンターがあり、奥にはテーブル席やソファー席があり、カフェのような雰囲気です。

オーナーさんも若くて30代半ば。
最初はネットショップから始めて、こちらの実店舗をオープンしたそうです。
「若い方に、伝統的な烏龍茶の良さを伝えたい!」という想いを持ったお店で、講座をやったりもしています。
伝統的なお茶屋さんというよりは、日本の中国茶専門店のようなお店ですね。


<喫茶もやってます>
喫茶営業もしておりまして、店内には簡単なカフェスペースがあります。

喫茶スペースから見たカウンター


こちらでマグカップ一杯飲み切りスタイルでお茶を提供しています。

初めて訪問したときに、喫茶で飲んだのはこちら。

喫茶のお茶


プロモーションで1杯99元のお茶でしたが、発酵度高めな蜜香のお茶でした。
「急須で1煎1煎、丁寧に淹れる」をマグカップたっぷりになるまで繰り返すので、ちょっと時間はかかります。

が、待つだけあって、かなりフルーティーな香りと蜜香の感じられるお茶です。
そんなお茶がたっぷり入って、このお値段は破格の安さです。

WiFiも入るので、ちょっとした休憩に良いかも、と思います。
茶藝館ほどでは無くても、しっかりとしたお茶を気軽に飲みたい向きにはお勧めできますね。


<どこかで見たことのあるお茶の名前が…>

さて、こちらで扱っているお茶の口上が壁に書かれています。

お茶の口上


最近流行りの軽発酵のお茶では無くて、伝統的な製法できちんと発酵された、果物や蜜のような味のお茶を扱っていると書いてあります。

その横には、扱っているお茶の名前が並んでいますが、中には肉桂烏龍茶とか黄金桂烏龍茶というものもあります。
これも、もちろん台湾産。


「ん、発酵をきちんとさせた烏龍茶に、台湾産の肉桂とか黄金桂?」

と、ここでピンと来た方もいらっしゃるかもしれません。

そうなんですね、実はオーナーさんのお父様は、意翔村茶業で働いていた方。
なので、お茶はかなりの面で共通しています。


ただ、ちょっと違うのは販売の仕方でして、こちらは取り扱っているお茶を全てメニューに載せています。

お茶のメニュー


種類にして30種類か40種類ぐらいでしょうか。
全て台湾産のお茶なのですが、凍頂烏龍茶、阿里山高山茶のような耳馴染みのあるお茶だけではなく、鳳凰単叢(こちらも台湾産)とか、愛麗絲(アリス)美人茶とか桃楽絲(ドロシー)とか、なんだこれは?というお茶も色々並んでいます。
木柵鉄観音にしても、鉄観音品種で作った正叢の他に、別の品種で作ったものも置いてあったりします。
お値段もお手頃なものから、そんな高いお茶もあるの?というのまで、均しくメニューに並んでいます。ある意味、画期的。

台湾の烏龍茶は、発酵、焙煎それから品種の組み合わせで色々な味や香りのお茶になるのですが、そういうのを整理して知りたい方にはピッタリのお店なんですよね。
清らか系がお好きな方にはあまりお勧めできませんが、「果物とか蜂蜜とか、お茶でそんな香りがするはずは無い」と思っている方とか「青いのはちょっと苦手で…」という方には是非行っていただきたいお店です。

意翔村だと、ある程度顔なじみにならないと、定番以外のお茶をオーダーするのが難しいのですが、こちらは誰にでも門戸が開かれている感じなので、日本人の方も買いやすいと思います。


<お茶を買うときはカウンターで試飲できます>

お茶を買うときは、入口付近にあるカウンターで試飲ができます。

こちらの試飲は、基本的には蓋碗を使用します。
小ぶりの蓋碗に茶葉をかなり少なめの2gか3gぐらい入れ、少し長出しするスタイルです。

台湾のお茶屋さんだと、茶葉をガサッと多めに入れて、早めにサッと出すというスタイルも多いのですが、これだと茶葉の欠点を隠しやすいんですよね。
敢えてそれをやらない、というのは茶葉に自信があるから、と言えると思いますし、日本人のお茶淹れスタイルには合っているかな、と思います。

日本で買うと台湾茶はやっぱり高いですから、少しずつ消費しちゃいますよね。
その飲み方でOKの淹れ方をやってくれるので、日本に帰ってきてから味を再現しやすいのでは、と思います。


<変わったお茶4種を試飲>

私は、既に店員さんに顔バレしていますので(苦笑)、新入荷の珍しいお茶4種類を勧められました。

4種類のお茶を試飲


左から、

・鳳凰単叢紅茶
・杉林渓包種茶
・梨山凍頂烏龍茶
・梨山正叢鉄観音

です。

台湾茶に多少馴染みのある方ほど、「それは一体何だ?」という感じですよね(笑)

鳳凰単叢紅茶は、南投縣に植えられた鳳凰水仙種から作った紅茶です。
複雑な甘い香りで、これはちょっと他では飲めないタイプのお茶ですね。

杉林渓包種茶は、杉林渓の茶葉を文山包種茶のように製茶したもの。
香りは確かに軽快なのですが、飲んでいくと杉林渓高山茶と共通する香りがしっかり出ていて、杉林渓の味だ!と感じます。産地の味ってのは、こういうことだな、と分かる一品。

梨山凍頂烏龍茶は、梨山の茶葉を凍頂烏龍茶の伝統的な製法で仕上げたもの。
市販されている梨山は割と軽快タイプが多いですが、こちらはグッと梨山の特徴である果物の香りというのが出てきています。
で、余韻はものすごく長くて、さすが梨山!でした。

梨山正叢鉄観音は、梨山で鉄観音品種を植えている農家さんがありまして、そこの鉄観音を使ったもの。
高山気の出ている鉄観音という、非常に面白いお茶でしたね。

…と、ちょっと”まにあっく”な方も唸るようなお茶が出てきたりします。

もちろん、それだけでは無くて、リーズナブルラインのお茶も発酵をバシッとさせたフルーティーなお茶ですし、色々なお茶を納得いくまで試飲させてくれるので、初心者さんにも安心です。

ウンカに咬ませた蜜香系のお茶の品揃えも多く、他のお茶屋さんには無いタイプの甘い香りのお茶が欲しい方には行っていただきたいお店です。


<日本語のできるスタッフさんも>

なお、お店には日本語のできるスタッフさんがいます。
お茶の方はまだ勉強中なので、込み入ったお茶の話はオーナーさんがいるときの方が良いですが、日本語でもお買い物ができるのは安心かもしれません。

日本語のTwitterを運営されているので、行かれるときはメッセージなどで確認されると良いと思います。



というわけで、観光客の方向けのお茶屋さんに物足りなさを感じる方とか、発酵度高めのお茶が好きな方は、ぜひ行ってみて下さい。
気軽に行けるお店の割には、なかなか筋の通ったラインナップなので、行く度に発見があるかと思います。

最近、クレジットカードも利用できるようになったので、お買い物もしやすくなりました。

ただ、こだわりのお茶であるがゆえに、1つ1つのお茶の在庫量はやや少なめ。品切れも結構あります。
2,3日あれば取り寄せもできるとのことなので、到着初日に行ってみるのが良いかもしれません。


春點・Spring Point
住所:台北市羅斯福路5段262-1號
営業:9時~22時
アクセス:MRT松山新店線・萬隆駅1番出口を出て右へ。徒歩1分。
http://www.springpoint.com.tw/
https://www.facebook.com/springpointhappytime/(Facebook)
https://twitter.com/springpointtea(日本語Twitter)




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Last updated  2016.02.05 20:53:15
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